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[平成26年度]教育行政方針

2014年6月12日、更新(具体的な更新内容)

教育委員会 学校教育課 総務係(0259-66-4898)

本ページの目次

はじめに

平成26年第1回佐渡市議会定例会の開催に当たり、佐渡市教育委員会所管に関する教育行政方針について申し上げます。

生涯にわたって生き生きと暮らすことができる豊かな人間性と創造性を備えた人材の育成のためには、教育の果たす役割は極めて重要であります。

現在の多様で変化の激しい社会においては、特に「自立、協働、創造に向けた一人一人の主体的な学び」が求められています。

これらを踏まえ、学校教育においては、「佐渡市学校教育基本構想」に基づき、「意欲をもち、確かな学力を付ける教育」「郷土を愛し、夢と誇りをもつ教育」「生きがいを見付け、自立を目指す教育」「学校教育の基盤整備と充実」を積極的に推進していきます。

一方、社会教育においては、「佐渡市生涯学習推進計画」に基づき、市民一人一人の多様な生き方を支援し、生きがいと活力に満ちた生涯学習の島を実現するために各種事業を推進していきます。

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学校教育の推進

1 学力の向上

学力実態調査では、本市の小学生は全国平均を上回り、中学生はそれに達していないという現状があります。本年度は、これまでの学力実態調査の分析とそれに基づく研修会の実施、指導主事による「学校支援訪問」の強化を図り、学力向上に努めます。

2 いじめ・不登校の解消

近年、報道でも大きく取り上げられている「いじめ」は人権を脅かすものであり、決して許されるものではありません。学校・家庭・地域・関係機関等の連携のもと、いじめの問題を克服していく必要があります。

本市においても、いじめや不登校の事案は発生しており、重要な課題であると捉えています。そこで、「いじめ見逃しゼロ」「早期発見・即時対応」「不登校を生まない学校づくり」という視点から、子どもが安心して学校生活を送れるよう努めていきます。そのために、教育委員会の指導体制・相談体制を強化し、各学校への十分な支援を行います。また、佐渡総合教育センター事業として人権教育、同和教育研修会、いじめ・不登校対策研修会を開催し、教員の指導力を高めます。各学校では、子どもとの日々のふれあいを重視し、生徒指導や道徳教育をより充実させ、豊かな心の育成に努めます。

3 キャリア教育・佐渡学の充実

佐渡の将来を担う子ども達の育成のため、郷土の資源を活かしたキャリア教育を推進します。本年度は勤労観、職業観の醸成のため、職場体験等の充実を図ります。また総合的な学習の時間を中心に、佐渡博物館を十分に活用しながら地域の自然・歴史・文化・産業を学べるように支援を行い、郷土を愛し、夢と誇りをもち、自立を目指す教育を進めます。

4 学校教育の基盤整備と充実

幼稚園教育については、幼稚園と小学校の連携をより深めます。

また、社会福祉課との連携も深め、園児の実態把握及び就学前指導を積極的に進めます。

奨学金貸与事業については、多くの学生に利用してもらえるよう更なる周知に努めるとともに、制度の見直しも図ります。

通学路の安全対策は本年度も関係機関と協力し、防犯・交通安全対策を講じていきます。

食育の推進については、センター給食を主軸とし、食べることの楽しさや栄養バランスの大切さを教えていきます。食物アレルギー対策や地産地消の推進も図っていきます。

学校の環境整備については、相川小学校体育館の改築、南佐渡中学校グラウンド整備及び小木小学校の移転事業を進めていきます。また、老朽化した両津学校給食センターの全面改築に着工いたします。

5 学校統合計画の取組

複式学級の解消を目指した前期統合計画により、本年4月には、小学校24校、中学校13校になります。

今後は、後期統合計画に基づき、将来の児童生徒数の推移を見極めながら、教育環境の改善・充実に向け、保護者及び地域住民の十分な理解を得て統合を推進していきます。

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社会教育の推進

1 豊かな情報で生涯学び続ける 市民の島

市民が「いつでも・どこでも・だれでも」学べるために、高齢者学級や家庭教育学級、市民大学講座等を通じて、生涯学習の機会を積極的に設けます。それらの発表の場として実施している生涯学習フェスティバルは、今後も継続して推進していきます。

本年度はこれらの活動を支える人材バンク登録制度を構築し、指導者や講師等の派遣要請に速やかに応えていきます。

文化会館主催のコンサートや演劇等の自主事業については、昨年度、企画段階から事業実施までを担う市民ボランティアグループを組織し、自主事業の選定を行いました。これらの団体と協働し、市民の要望にあった事業を展開します。

図書館においては、これまで整備方針について検討してまいりました。

本年度は図書の充実や人員の適正配置に取り組むとともに、引き続き開館時間の延伸を実施し、利用しやすい図書館を目指します。

また、郷土資料や行政資料をはじめとする地域資料を収集し、調査相談業務や情報提供を充実させます。

2 互いに助け合い活力にあふれる 地域の島

地域の高齢化が加速するとともに核家族化が進み、地域の交流が希薄になってきています。公民館活動の推進によって、これまで培ってきた地域の協力体制を強化しなければなりません。

そこで地区公民館を中心とした学習活動・サークル活動や地区の運動会・芸能祭等の事業を支援する「地区公民館事業活性化支援隊」を組織します。

交流の拠点となる集会施設の改修等の費用を補助する「公民館分館施設等整備事業」は、これまで一定の成果をあげてきましたので、本年度も継続して実施するとともにその効果について検証します。

3 自然を守りトキと共生する 環境の島

多くの市民や島外の方々のご協力をいただき、昨年度「佐渡ジオパーク」が日本認定を受けました。これまで、小木ジオサイトや西三川ジオサイトの整備を進め、市民とともにその活用について検討しコースづくりに取組んできました。

本年度は相川ジオサイトの整備を進めるとともに、世界ジオパークの認定を目指し、市民への一層の普及を図ります。

さらに、世界文化遺産やGIAHSの取組と連携し、ホームページの充実、ガイドの養成等に力を入れ、交流人口の拡大を目指します。

4 歴史を学び後世に受け継ぐ 伝統文化の島

市民が郷土に誇りを持ち、将来を担う若者が佐渡を支えていくためには、児童・生徒が郷土を学び、佐渡を知ることが重要です。

本年度は、佐渡博物館を佐渡市の総合的な博物館と位置付け、3資産の普及活動と連携しながら、市民にとって親しみやすい博物館づくりに努めます。

また、全国高等学校版画選手権大会や、佐渡市展及び県展佐渡展の開催により、美術鑑賞の機会を設けるとともに、美術の普及と水準の向上を図ります。

5 スポーツに親しみ心身共に活力を生む 健康の島

市民のスポーツ活動においては、競技力の向上、地域に根ざした市民スポーツの普及を目指し、体育協会等と連携、協働しながら事業を進めます。

施設においては、市民の念願であった(仮称)佐渡市総合体育館が竣工し供用を開始します。この施設を活用した市内大会の開催はもとより、島外からの大会や合宿の誘致に努め、スポーツ交流による市民への普及や競技力の向上を図ります。

スポーツイベントとして定着した「佐渡国際トライアスロン大会」をはじめとする4大会の中で、本年度は、オープンウォータースイミングをより賑わいのある大会とするため、砂浜を使って行うバレーボール・サッカー・テニスのイベントを同時に開催します。

また、本年度より佐渡スポーツ振興財団が一部の体育施設の指定管理者となります。スポーツ振興財団・佐渡市体育協会・本市が連携して市民スポーツの推進に向けた取り組みを進めます。

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おわりに

以上、平成26年度の教育行政方針について申し上げましたが、これらの方針、施策を実現していくために、教育委員会は全力で取り組んでまいります。

議会や市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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