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児童虐待事例の検証結果をお知らせします

対象期間:平成20〜24年度

2014年4月16日、掲載

社会福祉課(0259-63-5113)

本ページの目次

平成24年度 第2回 佐渡市要保護児童対策協議会 代表者会議において、下記の課題が指摘されました。

これを受け、佐渡市要保護児童対策協議会(佐渡市社会福祉課児童家庭支援センター)では、平成25年度に「児童虐待事例の検証」を実施しました。

概要

調査目的
  • 佐渡市全体の児童虐待事例の現状を把握する
  • 予防の観点からどのような課題があるのかを知る
検証対象
  • 期間:平成20〜24年度の5年間
  • 検証数:83世帯(調査の結果、虐待が確認できないものを除く)
  • 児童実人数:145人
  • 受理機関:佐渡市および新潟県中央児童相談所
  • 受理回数:市58回、県74回
検証方法
20事例は、合併前の10か市町村ごとに要保護児童対策協議会関係者の参加を得て実施。その他の63事例については、佐渡市要保護児童対策協議会事務局(当センター)と県中央児童相談所佐渡駐在で、事務局による検証を実施。

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基本情報について

虐待種別(世帯数)

種類世帯数
身体2935
性的23
ネグレクト3137
心理2125
83100
上表「虐待種別」を表す円グラフ
注釈
身体的虐待
殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する、など
性的虐待
子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする、など
ネグレクト
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない、など
心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)、など

受理回数(延回数)

 
延回数5874

受理児童数(延人数)

 
延人数91133

年度別受理児童数(延人数)

年度
(平成)
201018
211617
223632
231424
241542
91133
上表「年度別受理児童数」を表す棒グラフ

通告経路(延回数)

経路受理回数
家族(虐待者本人)0000.0
家族(虐待者以外)2686.1
親戚0000.0
近隣・知人1786.1
児童本人0221.5
市機関15223728.0
保健所0000.0
医療機関1232.3
保育所・幼稚園1842216.7
警察010107.6
小学校4101410.6
中学校0332.3
高等学校0110.8
特別支援学校0221.5
児童相談所1541914.4
民生委員児童委員1010.8
その他1121.5
5874132100

重症度(世帯数)

 世帯数
A(生命の危機)11
B(重度)45
C(中度)1113
D(軽度)3036
E(危惧)3745
83100
上表「重症度(世帯数)」を表す円グラフ
注釈
A(生命の危機)
子どもの生命の危険が「ありうる」「危惧する」もの
B(重度)
今すぐに生命の危険はないと考えられるが、現に子どもの健康や成長発達に重要な影響を生じているか、その可能性があるもの。子どもと家族の指導や、子どもを保護するために、誰かの介入が必要である。(訪問指導、一時分離、入院など)
C(中度)
今は入院するほどの外傷や栄養障害はないが、長期に見ると子どもの人格形成に重い問題を残すことが危惧されるもの。誰かの援助介入がないと自然経過ではこれ以上の改善が見込めないもの。
D(軽度)
実際に子どもへの暴力があり、親や周囲の者が虐待と感じている。しかし、一定の制御があり、一時的なものと考えられ、親子関係には重篤な病理が見られないもの。
E(危惧)
暴力やネグレクトの虐待行為はないが、養育の不安を訴えなどがあり虐待を危惧するもの。

虐待に起因する児童の状況

主なもの3つ以内回答

項目世帯数
知的な(発達の)遅れ11
不安、怯え1923
うつ状態00
無感動、無反応11
強い攻撃性00
習癖異常00
食行動の異常00
社会場面不適応1012
家庭場面問題行動911
性的問題行動00
その他810
特になし2834
不明78
830
上表「虐待に起因する児童の状況」を表す円グラフ

上記以外、複数回答の内容

項目世帯数
「家庭場面での問題行動」4
「その他」5

虐待の日常性(世帯数)

 人数
日常頻発4149
散発2935
今回のみ911
不明45
83100
上表「虐待の日常性(世帯数)」を表す円グラフ
注釈
  • 日常頻発ということは、根本的に誤った育て方をしていると推測される

被害児童の年齢、性別(延人数)

年齢
男子女子男子女子
1歳未満447419
3歳未満9810532
3歳〜就学前209181966
小学生1117232475
中学生4411827
高校生以上01135
48437063224
上表「被害児童の年齢、性別(延人数)」を表す棒グラフ

きょうだい数(世帯数)

 
1人2328
2人3947
3人911
4人78
5人以上56
83100
上表「きょうだい数(世帯数)」を表す円グラフ

きょうだいへの虐待(世帯数)

特定の児のみ被害27
きょうだいで差はなし33
きょうだいがいない23
83

受理後の支援(世帯数)

支援に応じる58
支援に応じない7
その他18
83

過去の相談歴(世帯数)

相談歴あり13
相談歴なし70
83

虐待者の認知(世帯数)

虐待を認めている37
虐待を認めていない30
不明16
83

家族の状況(世帯数)

 人数
核家族2935
一人親(未婚)22
一人親(離婚)1721
父子、母子別居911
3世代家族1316
内縁者同居67
その他78
83100
上表「家族の状況(世帯数)」を表す円グラフ

主たる虐待者の属性、年齢(世帯数)

年齢実父実母実父以外の父実母以外の母その他
20歳以下 1   11
21〜25歳18   911
26〜30歳481 11417
31〜35歳612   1822
36〜40歳2121 11619
41〜45歳47   1113
46〜50歳22  156
51歳以上43  1810
不明1    11
245320483100
上表「主たる虐待者の属性、年齢(世帯数)」を表す棒グラフ

主たる虐待者の職業(世帯数)

職業人数
定職2125
転職が多い45
パート1822
家業の手伝い22
家事専念23
無職3137
学生00
その他00
不明56
83100
上表「主たる虐待者の職業(世帯数)」を表す円グラフ

主たる虐待者とその配偶者等の成育歴(世帯数)

 主たる虐待者主たる虐待者の配偶者等
両親とも死亡  
一人親家庭41
継親子関係  
養子・里子体験  
施設体験 1
両親不和3 
被虐待体験72
その他86
特になし1514
不明4659
8383

経済状況(世帯数)

 人数
生活保護911
市税非課税1316
その他3947
不明2226
83100
上表「経済状況(世帯数)」を表す円グラフ

基本情報における主な観点

経済的困難と虐待
  • 経済的困難と虐待との関連は明言できない。
  • 多子ゆえ経済状況の悪化が見られるのか、経済状況が悪化しているのに多子となっているかはっきりしない。
虐待の連鎖
  • 養育者が過去に受けた虐待体験を、同様に子どもに行ってしまう負の連鎖が見受けられる。
不適切な養育に対する自覚のなさ
  • 虐待を認めていないケースでは、養育者自身が不適切な養育を行っていることを自覚していない。体罰を容認する。例えば、「昔はよく蔵に入れられた」など養育者が育った手法・感覚で養育にあたる。
  • DVが子どもの前で行われることによる影響を理解していない。

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早期発見・早期対応について

通告時期の適切さ(世帯数)

適切である74
検討の余地あり9
83

「検討の余地がある」場合の具体的内容

  1. 関係機関の連携
  2. 関係者が、虐待通告に関する共通認識を持つ。

通告後の連携等(世帯数)

適切である69
検討の余地あり14
83

「検討の余地がある」場合の具体的内容

  1. 個人情報保護
  2. 通告後の調査・進捗管理
  3. 通告後の見通しを分かりやすく
  4. 一時保護後の関係機関の連携の在り方
  5. 住民基本台帳と現住所が異なる世帯への対応

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虐待予防について

主たる問題の背景問題の具体的な内容件数
子どもの要因発達障害等を有する児童であり、関わり自体が難しい5
障害は有しないが非行等の逸脱行動により養育が難しい1
実子ではなく、連れ子であり養育者の関係の取り方が難しい2
その他 
養育者の要因養育者の精神疾患またはその疑い9
養育者の人格障害またはその疑い5
養育者の知的障害またはその疑い7
性格の偏り(攻撃的、衝動的、体罰を容認している、子どもよりも自分を優先する等)44
アルコール、薬物、ギャンブル依存またはその疑い5
養育能力の問題(子どもの発達を理解できない、分からない、育て方が分からない、育児不安が強い等)30
子どもへの思い、態度の問題(可愛いと思えない、受容できない、兄弟で差別する、無関心または拒否的である等)17
その他15
家庭環境の要因夫婦、家族間葛藤(DVを含む)29
過重な養育負担(一人親の多子家庭等養育負担が過重である)6
家庭の経済状況の悪化(主として経済状況の悪化によるネグレクト、経済的ストレスのはけ口として問題が生じている)12
養育者の孤立(養育への親族の協力がない、育児に相談相手がいない)18
その他4

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予防的取組に関する意見集約

子育てにおける知識手法に関すること(38件)

虐待、DVが子どもに与える影響の理解に関すること(23件)

地域における養育支援に関すること(21件)

子どものケアに関すること(11件)

家族のあり方について啓発に関すること(14件)

その他

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子どもを守る地域ネットワーク

「子どもを守る地域ネットワーク」を表す画像

さいごに

「孤立しない させない 親も 子も 支援者も」

子どもたちのために、一緒にがんばりましょう!

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