メニューをスキップしてタイトルへ



第3章:交通安全計画における課題と目標

[HTML版]第8次佐渡市交通安全計画(平成19年2月策定)(5ページ中:4ページ目)

2007年4月23日、掲載

総務課 防災安全係(0259-63-3111)

本ページの目次

重点課題

高齢者の交通事故防止

平成17年中の高齢者(65歳以上)が関与する事故件数は全体の38.7%ですが、死者数では全死者の83.3%を占めています。

今後も高齢化は急速に進むことを踏まえ、高齢者が安全に、かつ、安心して外出したり移動したりできるような交通社会の形成が必要です。

高齢者は歩行中や自転車乗車中の事故での致死率が高いことから、これらの点に重点を置き、参加・体験・実践型の交通安全教育を老人クラブ加入者などのほか、団体等に所属していない高齢者も対象に広く推進していきます。

また、今後、高齢ドライバーが大幅に増加することに伴い、高齢者が事故を起こさないようにするため、道路標識の高輝度化や、運転適性検査車により運転機能の低下を自覚できる体験型の交通安全教育を広く推進していく必要があります。

さらに、高齢者が交通社会に参加することを可能にするために、バリアフリー化された道路交通環境の形成を図ることも重要です。

シートベルト着用の徹底

自動車乗車中の死者のうち、県内のシートベルト着用者の割合は低く、一般道での走行中の自動車に対する調査結果でも着用率は全国平均を下回っており、佐渡市内においては更にシートベルト着用者の割合は低く、このことが死亡事故に結びついています。

このため、交通指導取締りを強化するとともに、交通安全教育や広報活動を通じて、シートベルト着用の徹底を図り、交通事故の被害軽減を図る必要があります。(また、シートベルトコンビンサーによる体験型交通安全教育も重要です)

さらに、交通事故での危険性の高さは前席も後部座席も一緒であることから、全員がシートベルトを着用することを指導・広報していく必要があります。

一般道におけるシートベルト着用率

区分運転席助手席後部座席
新潟県90.1%79.9%6.1%
全国平均92.4%80.3%8.1%
注釈
  • 警察庁と社団法人日本自動車連盟の合同調査(平成17年10月)による。

安全速度の励行と定着化

平成17年中の新潟県の交通事故は、死傷者千人当たりの死者数(致死率)が9.9人と極めて高く、その要因の一つに衝突直前の車両の速度が高いことがあげられます。そのため、交通安全教育や広報活動、速度指導取締りなどにより、制限速度の範囲内であっても、道路や交通の状況、天候や視界などを考え、控え目で安全な速度で走行することを定着させていく必要があります。

新潟県の死傷者千人当たりの死者数(致死率)の年別推移

区分13年14年15年16年17年
新潟県11.9人12.4人10.1人12.1人9.9人
全国平均7.4人7.1人6.5人6.2人5.9人

新潟県の死亡事故の直前速度年別推移(単位:毎時キロメートル)

区分13年14年15年16年17年
新潟県49.852.252.253.847.5
全国平均---49.048.1
注釈
事故直前速度
ここでいう事故直前速度とは、一般道において交通事故の第1当事者が、危険を感じてブレーキ操作を行う直前の速度をいう。

冬期間の交通事故防止

当市において、冬期間の交通確保とスリップ事故防止も重要な課題です。除雪体制の整備や除雪機器の充実に努め、歩行者にも車にも、安全で快適な交通環境を確保し、冬期間でも安心して生活できることが大切です。

その他の分野別課題

市内の交通事故死者数は平成12年と比較すると半減しましたが、平成17年中の事故件数は269件であり、354人の方々が負傷しています。

交通事故による死者数を減少させることはもとより、これらの交通事故そのものを減少させ「安心して歩ける、安心して走れる佐渡市」を目指し、

道路交通の分野別施策

に対処するための施策を推進していきます。

第8次交通安全計画の目標

「交通事故負傷者数の微増基調に歯止めをかけ、交通事故による死者数を限りなくゼロに近づける」ことを目指します。

第7次佐渡交通安全計画では「交通事故発生件数の増加傾向に歯止めをかけ、交通事故による死者数を限りなくゼロに近づける」ことを目標に掲げ各種施策を推進して来ました。

その結果、過去5カ年の死者数は年平均で6人と、第6次佐渡交通安全計画期間中(5年間の平均死者数8人)と比較して増減を繰り返しながらも確実に減少していることから、これまでの交通安全計画に基づき実施してきた施策は一定の成果があったものと考えられます。

しかしながら、負傷者数は微増基調で推移しており、目標は必ずしも十分に達成したとは言い難い状況にあることから、人命尊重の理念に立って、以下の施策を着実に推進することにより、傷者数の増加傾向に歯止めをかけ、交通事故による死傷者数を抑止していきます。

よって、本計画の最終年である平成22年までの目標として、「交通事故負傷者数の微増基調に歯止めをかけ、交通事故による死者数を限りなくゼロに近づける」ことを目指します。

このページの先頭へ

「第8次佐渡市交通安全計画(HTML版)」の目次へ