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はじめに(平成25年度:施政方針)

記事ID:0004328 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

[平成25年度:2013年度]施政方針(8ページ中:2ページ目)


はじめに

平成25年度の当初予算案及びそれに関連する条例案、その他諸案件のご審議をお願いするに当たり、私の市政運営に関する所信の一端を申し上げます。

平成25年度は、佐渡市が誕生してから10年を迎える節目の年に当たります。この間の議員の皆さま並びに市民の皆さまを始めとする関係各位の新しいまちづくりに向けた努力に心から感謝と敬意を表するとともに、私自身もこの節目に市長として市政運営を負託された喜びと責任の大きさを改めて感じているところです。平成26年3月1日の市制施行10周年に向けて、より一層の市民の一体感の醸成に努めていきたいと考えております。

さて、昨年の市長就任以来、雇用環境の悪化、観光の衰退、過疎・少子高齢化、防災対策、行財政改革の5つの課題を重点に解決への仕組みづくりに取り組んできました。これには行政だけでなく民間有識者との協働による「官民協働委員会」を立ち上げ、市民の立場に立った施策を検討してきたところです。また、経済や地域の活性化には優れた人材を確保することが極めて重要でありますので、人材の確保と育成にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。市長就任2年目を迎える平成25年度は、元気な佐渡を取り戻す新しい取組を本格化し、一本立ちさせていく正念場の年であると自覚しております。

この4月から改正離島振興法が施行され、離島における人の往来や物資等の輸送経費の改善、産業基盤・生活基盤等の是正、交流の推進、人口減少の防止等が国の責務として明確化され、これらを実現するため本年度から離島活性化交付金の創設や離島特区制度の検討等がなされます。これは、国が離島・佐渡のやる気を試しているものと思っておりますので、本土と離島の格差を解消し、活性化するための施策をしっかりと組み立てていきたいと考えております。

また、昨年は合併特例債延長法も成立し、内外で佐渡の活性化の仕組みがそろった年といえます。これらを効果的に活用し、限られた財源の中で、市民が本当に必要としている施策を選択しながら「日本一お客様に愛され、選んでもらえる島」を目指す所存であります。市民の皆さま一人ひとりが考え行動すれば、必ず実現できるものと信じておりますので、よろしくお願い申し上げます。

それでは、平成25年度の主要施策につきまして、ご説明いたします。

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