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「金の道サミット in 佐渡」を開催しました(2015年11月)

記事ID:0004403 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

2015年11月7日(土曜日)、新潟県内外10自治体、佐渡市内民間団体、一般市民を交えて、約170名のみなさまにご参加いただき、「金の道サミット in 佐渡:歴史あるまちなみを活かした地域づくり」を開催しました。

このサミットは、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の世界文化遺産登録への活動を契機に、佐渡を基点とする江戸までの金銀輸送路を「金の道」と名づけ、北国街道・三国街道・中山道沿いに宿場がある新潟県・長野県・群馬県・埼玉県・東京都の自治体が一体となって、それぞれの文化資源を活用した地域間交流を図ることを目的に開催しました。

当日は、「歴史あるまちなみを活かした地域づくり」をテーマに、第1部では、景観保全等が専門の千葉大学大学院池邊このみ教授の基調講演に続き、新潟県立羽茂高等学校郷土芸能部による佐渡民謡の披露がありました。第2部では、佐渡市立相川小学校6年生の児童による佐渡金銀山学習発表の後、自治体の代表によるパネルディスカッションが行われ、まちの特徴や活動内容、歴史を活かしたまちづくりの課題などを話し合いました。更に、参加10自治体がまとめたサミット共同宣言では、「金の道」関連自治体が一体となって、その周辺地域の歴史・文化資源・魅力を再発掘し、連携して地域の活性化を図ることを誓約しました。

基調講演の様子
基調講演

佐渡民謡披露の画像
佐渡民謡披露

佐渡金銀山学習発表の画像
佐渡金銀山学習発表

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッション

共同宣言発表の様子
共同宣言の発表

「金の道サミット in 佐渡」共同宣言

江戸と越後・佐渡を結ぶ「金の道」は、江戸時代以降、主要街道として整備が進み、その沿線には宿場町が形成されました。多くの人々が往来したその宿場町には、今もなお、まちづくりの礎となる地域資源が数多く残されています。

私たちは「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の世界文化遺産登録推進活動を契機に、関連自治体が一体となり、「金の道」とその周辺地域の文化資源・魅力を再発掘し、地域の活性化を図ることを目的に、次の事項に取り組むことをここに宣言します。

一、関連自治体間の広域的な連携・協力関係を築きつつ、それぞれの地域の魅力を再発掘し、発信するプロジェクトを展開するとともに、積極的に国内外への情報発信を推進します。

一、地域住民や団体等との連携・協働を図り、沿線の自治体間のさまざまな交流を促進し、各地域の特性を活かした販売戦略の協働化を目指します。

一、沿線のそれぞれの自治体が抱える課題や文化資源を活かした取組みを相互に学びあい、歴史的資産としての魅力や活力を高め、住民による自主的な活動を積極的に支援します。

平成27年11月7日
金の道サミット in 佐渡参加者一同(出雲崎町、柏崎市、上越市、妙高市、長岡市、燕市、魚沼市、南魚沼市、千曲市、佐渡市)