保全を第一に考える
- 無許可入山者が相次いでいる現状から、一定のコントロール下での入山を許可し原生林を守る。
- 「地域の活性化」と「環境教育」のため一定のコントロールの下、原生林を活用する。
関集落共有林、新潟大学演習林の保全と活用について
戦略的ゾーニングについて
新潟大学演習林の「大王杉」エリア、「千手杉」エリア、関集落共有林の「金剛杉」エリアの3エリアを活用地域とし、教育・調査研究・森林管理のために立入る以外はすべて保全地域とする。
ルールについて
入山については、教育・調査研究・森林管理のために立入る以外は、新潟大学が認め、(社)佐渡観光協会が実施するエコツアーにより入山できることとする。ガイドが同伴することが必須条件。
環境負荷の上限値を設定し、全体で2000人(うち学生の利用800人)とし、千手杉エリアについては、子ども等の環境学習を目的に、利用状況に応じて設定する。
なお、上限については、あくまで現時点での暫定値であり、今後の原生林の保全状況等を踏まえ変更することがありえる。
ルートについて
- 大王杉周辺エリアは、北松ヶ崎を発着地とするルート
- 千手杉周辺エリアは、岩谷口または黒姫からのルート
- 金剛杉周辺エリアは、関を発着地とするルート
なお、今後の原生林の状況と専門家の意見を踏まえ金剛杉周辺エリアと大王杉周辺エリアの相互乗り入れについても検討していく。
保全と活用に向けた周辺整備について
ルート沿いの市道等について
3エリアへのルートに関係する市道等は真に必要な箇所を重点的に整備。
ゲートについて
必要に応じて整備。
木道について
人工物は極力設置しないという方針のもと、必要最小限の整備とする。
注意喚起の看板
無許可入山を防ぐためルート中に看板を設置する。
トイレ
環境負荷を考慮し、必要最小限の設置を行う。
無許可入山者への対応
関係機関等と連携して対策を講ずる。
島民に親しまれる原生林に向けて
環境学習講座について
大学と市の共催による環境学習講座を実施し、島民が親しみやすい環境を作る。
市民によるサポート体制
地元関係者を中心に島民が原生林の保全と活用をサポートする制度づくりを市が媒介となって推進する。
安全対策について
消防や警察と連携しながら安全対策を講ずる。
今後について
原生林の保全と活用を実施しつつ、常に検証を行い、生ずる課題については引き続きワーキンググループを中心に協議していく。