佐渡市では、棚田の景観保全とその活用を通して地域づくりを推進するため、総務省から財政的支援を受けて、平成24年秋から「地域おこし協力隊」事業を開始します。
この事業展開のために、佐渡市外の意欲ある人材を募集します。棚田の保全や活用、地域の伝統文化にご興味がある方は、ぜひご応募ください。
「地域おこし協力隊」の概要
今回募集する「地域おこし協力隊」は、佐渡各地で伝統的に受け継がれている活動をもとに、次の事業を展開します。
- 農業を中心とした地域づくりの情報共有の体制づくり
- 地域間の連携促進
- 佐渡市内外への情報発信
- 棚田の積極的な保全と活用
新たな視点や発想によって、先進国として初めてジアス(GIAHS:世界農業遺産)に認定された佐渡市の農業システムをさらに発展させ、佐渡の自然と文化を再発見してください。
募集人員
「地域おこし協力隊員」2名を募集します。合格者は、佐渡市の臨時職員として採用されます。
募集対象
次のすべてに該当する方を対象とします。
- 現在、三大都市圏などの都市地域に在住しており、採用後、生活の拠点と住民票を佐渡市内へ移すことができる方。
- 普通自動車免許を有し(取得予定者を含む)、自家用車を用意できる方。
- パソコンなどを日常的に利用しており、インターネットなどで情報を発信できる方。
- 心身ともに健康で、誠実に職務ができる方。
- 地域の歴史・文化・風俗に興味を持ち、探求しようとする意欲のある方。
- 地域住民と協力しながら積極的に地域活動をすることができる方。
業務内容・勤務条件
業務内容
- 中山間地域における情報共有のための活動
- 中山間地域の農地保全と活用への支援活動
- 地域行事および都市住民との交流支援活動
- 中山間地域からの情報発信活動
勤務地
新潟県 佐渡市内(佐渡市が指定する地区)
勤務時間
週5日間、午前8時30分〜午後5時(週37.5時間)
- 注釈
- 始業終業時間は、勤務内容に応じて変動する場合があります。
- 土日等に勤務が必要な場合は、平日を休日とします。
採用形態
佐渡市の臨時職員として採用します。
採用期間
平成24年度は、採用の日(10月下旬予定)から平成25年3月31日までとします。
平成25年度以降は、活動に取り組む姿勢や事業成果などにより任用を更新します(4月1日から翌3月31日まで)。ただし、採用期間は、採用日から最長3年間とします。
報酬・福利厚生等
- 報酬月額
- 日額8,300円(月額換算166,000円、1か月の勤務日は20日間程度)
- 社会保険等
- 市臨時職員と同様の扱いとなります。(雇用保険・厚生年金・健康保険に加入します)
- 有給休暇
- 佐渡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の規定を準用します。
- 住居
- 市が用意します。
- その他
- 市からパソコン(情報通信機器)を貸与します。
- 注釈
- 社会保険等については佐渡市臨時職員に関する規則を、有給休暇については佐渡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例を、それぞれ参考にしてください。
応募手続など
詳しくは佐渡市地域おこし協力隊員募集要項(PDF・約140キロバイト)を必ずお読みください。
- 応募締切
平成24年10月31日まで。平成24年11月30日まで。(応募書類のすべてが締切日の午後5時までに到着したものに限ります)- 応募書類
- 佐渡市地域おこし協力隊応募用紙(履歴書)(PDF・約20キロバイト)(顔写真を添付してください)
- 普通自動車免許の写し
- 健康診断書
- 「地域おこし協力隊員に応募した動機と採用後の活動について」をテーマとした約2,000字のレポート
- 応募先
- 〒952-1292 新潟県佐渡市千種232
佐渡市役所 農林水産課 「地域おこし協力隊員」募集担当
電話:0259-63-3761
選考
- 第1次選考
- 応募書類を選考し、応募者全員へ結果ををお知らせします。(
11月上旬12月上旬予定) - 第2次選考
- 第1次選考の合格者を対象に、佐渡市内で面接します。(
11月中旬12月中旬予定)
なお、第2次選考試験に要する交通費・宿泊費等は、各自でご負担ください。