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「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度のご案内

記事ID:0004573 更新日:2021年11月17日更新 印刷ページ表示

人とトキが共生する島づくりを、農業から創造します


  • 「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度は、安全でおいしい佐渡米を認証する制度です。
  • 農薬や化学肥料を減らし、「生きものを育む農法」で栽培されたお米を対象としています。

「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度のご案内の画像1    「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度のご案内の画像2


「朱鷺と暮らす郷」認証マーク。売上の一部は「佐渡市トキ環境整備基金」に寄付されます。皆さまも、認証米の購入を通じて、トキが羽ばたく豊かな環境づくりにご協力ください。

佐渡コシヒカリは、しっかりとした食感と噛みしめるほど口の中に広がる甘みが自慢です。ぜひ一度、ご賞味ください。

「朱鷺と暮らす郷」米販売店一覧

 

「朱鷺と暮らす郷づくり」認証基準

「生きものを育む農法」で栽培

「生きものを育む農法」とは、農薬や化学肥料を削減するだけでなく、水田とその周囲に生きもののための生息環境を作り出す農法です。具体的には、下記のような取り組みによって、魚・昆虫などの動物や水辺の植物をはぐくみます。それらを餌にするサギやトキなどの鳥類にも暮らしやすい環境となり、豊かな生態系を創造することができます。

水田での江の設置

水田での江の設置の画像

美味しいお米を作るために田んぼから水を抜くことが必要です(中干し)。田んぼに棲む生きものたちが逃げられる江(水辺)を作ります。

ふゆみずたんぼ

ふゆみずたんぼの画像

雪が積もる冬の間も生きものが生息できるよう、田んぼを湿地状態に保ちます。

魚道の設置

魚道の設置の画像

田んぼと水路を生きものが自由に行き来できる通り道を作ります。

ビオトープの設置

ビオトープの設置の画像

田んぼに隣接した作付けしていない田んぼに1年をとおして水を張り、生きもの豊かな生息環境をつくります。

上記の取組みについて、佐渡市が現地確認等を行い、安全で安心な佐渡米であることを証明しています。

「生きもの調査」の実施

「生きもの調査」の実施の画像

「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度加入者全員が、年2回、水田に棲む生きものの調査を実施しています。農家自身が調査することによって、生きものの数も種類も年々増えていることを実感し、みずからの取り組みに自信を持つことができます。結果として、消費者への質の高い情報発信にもつながります。

農薬や化学肥料を削減

具体的には、化学農薬・化学肥料を5割以下(佐渡地域慣行栽培基準比)に減らして栽培されたものを指します。無農薬、無化学肥料栽培・8割減減栽培・5割減減栽培(栽培期間中)を基準とします。「有機農産物のJAS規格」「新潟県特別栽培農産物認証制度」「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」のいずれかに沿って栽培されていることが条件です。

  • 新潟県特別栽培農産物認証制度とは、新潟県が化学農薬・化学肥料を地域の基準から5割削減して栽培した農産物の栽培方法等を確認し認証する「新潟県の安全・安心ブランド」です。生産者の栽培履歴は県特別栽培農産物認証制度<外部リンク>で確認できます。
  • 「減減栽培」とは、「減農薬減化学肥料」の略です。たとえば「8割減減栽培」は、農薬と化学肥料をそれぞれ8割削減した栽培方法を意味します。

佐渡で栽培されたお米

米どころ新潟のなかでも、海流のため冬暖かく夏は涼しい佐渡島。温暖な平野部では、1,000メートル級の山脈からそそぐ冷たい清水が水田をうるおしています。稲の稔りの期間も長く、じっくりと成熟します。独特の粘りと、噛みしめるほど口の中に広がる旨み。豊かな自然環境のもと、丹精込めた米づくりから生まれる佐渡米は、食感がしっかりしているお米です。

登録商標「朱鷺と暮らす郷づくり」認証マークの使用申請方法

認証マークが印刷された米袋またはシールを使用するためには申請が必要です。

詳細は佐渡市農業政策課にお問い合わせください。