メニューをスキップしてタイトルへ



本ページは、過去の記録として存在するものです。閲覧・ご利用にあたっては、次の点にご注意ください。

  1. 内容は掲載日(更新日)時点のものであり、現在は無効になっている場合があります。
  2. 担当課は変更になっている場合があります。(現在は当該課が存在しない場合もあります)
  3. 記事中のリンクが切れている場合があります。

ご意見の概要と、佐渡市の考え方

トキの分散飼育

2009年2月2日、掲載

トキ共生・環境課 トキ共生係(0259-63-3113)

トキの分散飼育について

ご意見等(要旨)

反対

鳥インフルエンザ等の感染症も心配されますが、放鳥トキ1羽の死亡を教訓に、佐渡島内での放鳥を継続するのが良いと思います。いざ病気、怪我等でもトキ保護センターに金子獣医がいるので、治療・保護が迅速に行われると思う。

反対

分散飼育は、佐渡島外で行うのではなく、島内3箇所くらいに分けて飼育するべきである。インフルエンザなどの感染症を危惧するなら、現に多摩動物園で飼育しているので十分と考える。

賛成

基本的には危険回避のための分散飼育に賛成する。ただし飼育の方法は当分の間、原則非公開とする。(多摩動物園の例)現在、トキが棲みやすい環境作りに取り組んでいる最中に公開すると環境整備に苦労されている島民の理解が得られないし、佐渡観光にも影響があると思われる。

賛成

佐渡が日本産トキの終焉の地とはいえ、学名「ニッポニアニッポン」が示すとおりトキは日本の鳥、日本の財産でもある。たとえ中国から迎えたとは言うものの、種の保存という意味合いからも佐渡に固定しておくものではない。鳥インフルエンザ等の感染症による再絶滅を回避することは佐渡島民としてではなく、日本国民の義務でもあり、日本というくくりで分散飼育地を検討するべきである。冬でも積雪が少なくて環境が良く、なるべく佐渡から遠いところに分散飼育し、種の保存を図るべきである。

賛成

トキの分散飼育に賛成です。鳥インフルエンザ対策等のためということもありますが、もともと日本全国、東アジア広範にわたって暮らしてきた鳥であり、野生復帰プロジェクトに多くの人々の関心を集めるためにも必要なことだと思います。むしろ、この鳥が空に舞っている様子を見たい人、地域ぐるみで野生復帰に努力を重ねてきた佐渡に学びたいという人は増えるのではないでしょうか。野生復帰をいちはやく実現させた中国は囲いこみなどなかったことを考えるべきだと思います。

賛成

トキの分散飼育は当然やるべきです。

佐渡島内での分散ではなく全国へ分散をすべきです。観光等の利益のために島内にとどめて欲しいという関係者もいますが、それは狭い考え方だと思います。もう少し、高い見地での判断が必要です。私はトキがすめる田んぼをつくる努力をしていますが、その環境は全国に広げるべきです。そして危険回避のためにも全国に分散飼育すべきです。

賛成

分散飼育賛成

  1. トキの保護増殖、野生放鳥などの事業目的、意義から必要。
  2. トキの種の保存、危険分散から必要。種の絶滅の観点から日本だけでも飼育、野生で1,000羽は必要。この規模を佐渡だけで賄うのは無理。
  3. 分散候補地における啓発活動を佐渡活性化につなげるチャンス。
  4. 中国、韓国などとの連携も視野に入れるため必要。
  5. トキとの共生による環境づくりの戦略として活用せよ。

佐渡市の考え方

「分散飼育(島外)」について

鳥インフルエンザ等の感染症による絶滅の回避などを目的に距離の離れた複数の場所での分散飼育はより安全であり、佐渡島外で飼育されることはやむを得ないと考えます。

「分散飼育先(島外)での公開」・「分散飼育先(島外)での放鳥」について

これまでの長きにわたり、トキ保護に取り組んでいる市民の心情に十分配慮していただきたいこと、人とトキが共に生きる島づくりを目指していることなどから、分散飼育地での公開及び放鳥はしないよう要望する方針です。

ご意見等(要旨)

賛成

トキの分散飼育は基本的には賛成であるが佐渡島内の分散飼育も可能ではないか。なにも小佐渡東部鳥獣保護区にこだわることはない。大佐度にも広い田んぼや森林はいっぱいある、なぜ小佐渡東部鳥獣保護区に拘るのか理解できない。行政も佐渡全体の均衝ある広い気持ちを持ってほしい。

佐渡市の考え方

小佐渡東部鳥獣保護区は、野生のトキが最後まで生息していた地域のため、環境省が環境再生ビジョンの中でこの地域に60羽のトキが定着するよう目標を掲げたものです。

ご意見等(要旨)

賛成

かつて能登のトキを捕獲の上、佐渡へ移入したが絶滅させてしまった。能登へ返還すべきである。観光事業への要請(長岡市その他地区)が来ていると聞いているが、利益優先の考え方には反対である。自然の再生にのみ役立てるべきである。

賛成

昔、能登半島にも生息していたと聞きますが、分散飼育にはそのような地を選びたいです。動物は適地といえる自然環境選定が最も大切と思います。よって分散飼育に賛成します。候補地は能登半島が良い。

佐渡市の考え方

能登半島がある石川県が候補地となっており、場所は能登からも近い「いしかわ動物園」にゲージを新設予定となっています。トキは里山で人と共に生きてきた鳥であり、佐渡市では人とトキが共生できるまちづくりを目指しています。

ご意見等(要旨)

賛成

「分散飼育地」に目くじらを立てずに、佐渡は自信をもって次のことをしてほしい。

佐渡のどこにいてもトキが見られるよう繁殖をうながす対策

  1. 群れがつくれるように、多くの個体を工夫したやり方で放す。
  2. コウノトリのように、一部営巣の手助けをする。
  3. 天敵を減らすため、東京都のカラス駆除条例にならって市条例を制定し、たぬき等の一斉駆除をする。

佐渡市の考え方

小佐渡東部鳥獣保護区に限らず、佐渡のどこにいてもトキが見られるようになることは理想です。そのために、「1」については、ハードリリースとソフトリリースの有効性、試験放鳥する個体数などについて環境省で検討しています。

「2」、「3」については、試験放鳥されたトキのモニタリングの結果に基づき、人為的サポートの有効性、効果等を検証しながら必要に応じて行う方針です。

ご意見等(要旨)

賛成

純粋に鳥インフルエンザの感染症の回避のためだけなら、他の地域で繁殖したトキは佐渡へ移送させ、佐渡で放鳥させることを約束させる必要があると思う。他の地域で繁殖、放鳥するのであれば、先進地の佐渡としては野生復帰の成功を先駆けて実現させねばならない。そのためは次のことが必要である。

  1. 繁殖、飼育過程でトキが群れ社会を形成するための的確な方法を今後、専門家会議で十分検討する必要がある。
  2. 羽茂農協ではトキのためではなく、人のために化学肥料、農薬5割減の方針を打ち出し、結果4羽のトキが羽茂に飛来してきた。安心、安全な農業技術の開発を全島的に取り組んでいくことが必要である。
  3. 島内にはトキに対する温度差があり、一般的に小佐渡東部鳥獣保護区はトキ対策に熱心である。佐渡では「トキとの共生」とよくいわれるが、トキのために人間の生活が抑制されたり、犠牲になるのではないかと思う人が多いので「人間にとって健康な環境の中でトキは育つ」という環境感を普及するほうがよい。
  4. トキ対策は環境省主導型で佐渡市には権限があまりないようだ。専門家会議に市推薦の委員を選出し、市の意見が反映されるようにしたほうがよい。

佐渡市の考え方

ご意見の前段については、先に述べたとおりです。

「1」については、ハードリリースとソフトリリースの有効性、試験放鳥する個体数などについて、環境省で検討しています。

「2」、「3」については、20年度から全島を対象にトキと暮らす郷づくり認証制度を実施しています。農薬、化学肥料を従来の5割減することにより、人にとって安心・安全という付加価値がつき、さらにはトキの住める環境にもつながるとういうことを啓発しています。

「4」については、事務局が環境省で、県、市はオブザーバーとして参加しています。委員は専門家のみで構成されており、委員の中には佐渡市在住の専門家2名も含まれています。

このページの先頭へ

「平成20年度募集分」のトップへ