佐渡島の3つの宝(佐渡金銀山、ジオパーク、世界農業遺産)

佐渡島には3つの宝ものがある(金銀山、トキ、大地の遺産)

佐渡島は、面積855㎢(東京23区の約1.5倍)、周囲約280㎞の日本海側最大の島です。

約300万年前から続く地殻変動で生まれた佐渡島は、自然風景そのものがまるで展示物のような “大地のテーマパーク=ジオパーク” であり、島の色々な場所で佐渡の成り立ちに関わる地層や海岸地形、そこに育まれた生きものや人の暮らしを見ることができます。

また、火山活動によって形成された金銀鉱床により、佐渡の金と銀は江戸幕府を支える大きな力となって、最盛期には、鉱山町相川だけでも約5万人の人口を抱えるほど栄えた島となりました。明治以降、最先端の技術が導入され、東洋一の近代的な鉱山として発展しました。金銀山の繁栄は遺跡や町並みとして今に伝えられるとともに、能や民俗芸能など多彩な文化も継承されています。

一方、豊かな生態系と生きものを育む水田で続けられてきた佐渡の米づくりは、2011年、国際連合食糧農業機関(FAO)に認められ、先進国では初めて佐渡と石川県能登地域がGIAHS(ジアス=世界農業遺産)に認定されました。日本で最後まで生き残り、現在再び佐渡の空を舞うトキは、生きものと島民が里山で共生する佐渡の象徴でもあります。

豊かな大地の遺産、トキや天然杉などの恵まれた自然、人々が育んだ伝統文化を持つ佐渡は、まさに宝の島なのです。