佐渡の文化財

赤泊村史 下巻

  • 編集:赤泊村史編纂委員会
  • 発行:赤泊村教育委員会
  • 発行日:平成元年3月20日

目次

序文
発刊にあたって
序章 赤泊村の風土とくらし
   林木の茂生格別の地 村のくらし
第一章 原始・古代の村
 第一節 遺跡を残した人々
   狩りと魚とりの時代 稲作り開始の時代 国家成立の時代
 第二節 出土品は語る
   柳屋に残る考古遺物 佐々木末吉の収集品 平城遺跡 縄文遺跡のひろがり
 第三節 古代の村
   村のなりたち 佐渡の古代郷 八桑郷のこと 中山・岩の平遺跡 柳沢の古代製塩遺跡 下川茂の穴窯 郷里制の解消と「垣の内」 赤泊村の「垣の内」
 第四節 三川の駅
   駅伝の制と佐渡の三駅 駅鈴の頒布とその背景 佐渡三駅の置かれたところ 三川駅の比定地 三川駅を求めて 馬屋という地名
第二章 中世の村
 第一節 地頭と土豪
   地頭本間氏 三川郷地頭職 三川本間氏の子孫 村の殿原たち 赤泊の城 上杉氏の佐渡支配
 第二節 信仰の世界
   山伏が残したもの 赤泊地域の観音信仰 「遊行八世巡国之記」をめぐって 東林寺の薬師如来
第三章 近世の村
 第一節 支配のしくみ
  一 村落支配
   赤泊代官所 村のしくみ 郷村法度
  二 検地と年貢
   柳沢村慶長検地帳 元和の屋敷検地と慶安の石直し 元禄検地 元禄検地と年貢 年貢高の決め方 検見と定免 年貢の納め方
  三 揺らぐ支配体制
   享保改革のもとで 寛延一揆と下川茂村弥三右衛門 うち続く飢饉 広恵倉の設立 天保の一国騒動 天保改革と赤泊
  四 幕末の赤泊
   異国船来航 農兵制度
 第二節 村の発展と変化
  一 江戸時代の村の成立
   中世から近世へ 元禄検地の影響 日手間証文 名子と門前
  二 変動する村社会
   国産自給論 外に開かれる村 動揺する重立の地位 在郷商人の成立
  三 分裂する村
   天保一揆の実相 対立する小前百姓と地主
 第三節 江戸時代の産業
  一 田と畑
   農業の実態 赤泊地域の新田開発 「家風農書」にみる農業技術
  二 海の生産
   赤泊と漁業 越後漁師の稼業 製塩
  三 山の生産
   赤泊地域の山林資源 御林の状況
 第四節 廻船と松前稼ぎ
   廻船前史 江戸時代前期の船持ちと船頭 北前船の繁栄 松前稼ぎの村 雪中の行商 村と松前稼ぎ 成功者と悲しみと
 第五節 赤泊の道
   江戸時代の道 殿様道 助郷のこと 継ぎ場争論 道普請 一里塚 無宿輸送 山越えの道 前浜道 海岸道路の普請 路傍の石仏・石塔
 第六節 寺とやしろの系譜
   赤泊の寺院 赤泊の神社 堂によせる信仰 地神と石塔
 第七節 村人の生活と文化
   日常の暮らし 豊かになる生活 文芸の勃興 国学の系譜 連歌と俳諧 芸能の記録
第四章 近代の村
 第一節 新時代の到来
  一 維新の諸変革
   奥平謙輔の政策 寺院の廃合 廃寺の再興 東光寺と門前百姓 神仏の分離 宗門人別帳から戸籍へ
  二 大区小区制と連合戸長役場
   戸長と区長 大区小区制 町村の復活と連合戸長役場
  三 地租改正の動き
   壬申地券の交付 地租改正事業の開始 土地丈量 地価の算定 地租改正と農民のくらし 隠田事件 地主と小作
 第二節 赤泊村の成立と政治の変遷
  一 赤泊村の成立
   明治二二年の町村合併 村長と村会 「赤泊村」の誕生 徳和派と赤泊派の対立
  二 大正から昭和へ
   村政の統一 野沢卯市の活動 農村の不況と小作組合 経済更生運動と戦時下の村
 第三節 村社会の近代
   村の御一新 年貢から税金へ 「村」のしくみとくらし 戦争と村
 第四節 変わりゆく諸産業
   複合的農業経営の村
  一 米づくり
   稲作技術の改良と発展 牛馬耕の普及 赤泊の「老農」安藤浪江 産業組合の設立
  二 畑作とその他の農業
   自家用中心の畑作 果樹の栽培 養蚕の振興 畜産の奨励
  三 林業の育成
   造林運動の推進 炭焼き
  四 漁業の近代化
   漁業者たちの組合 漁業権免許 漁労法の発展 漁船の改造
  五 暮らしを支えた副業
   藁製品 竹製品 副業組合 北海道とのつながり
 第五節 港の整備と陸の道
  一 港整備と航路にかけた努力
   明治前期の赤泊港の盛衰 汽船就航 汽船会社の設立
  二 陸上交通の整備
   国仲方面に向かう眼 県道の開通 新しい交通手段 通信・電気などの整備
 第六節 教育と文化・芸能
  一 学校教育の変遷
   「学制」公布さる 赤泊小学校 徳和小学校 三川小学校 真浦小学校(新保小学校) 川茂小学校 就学の督励 学校資本金 教育勅語と御真影の下付 学校統合問題 高等小学校の設置 郷土読本の発行 綴方集『榧の実』 農業補習学校 校歌の制定 国民学校 青年学校
  二 社会教育のめばえ
   青年団 川茂報徳社 婦人会及び女子青年会 村民体育大会並びに両泊親善体育大会
  三 文化・芸能
   明治の歌人 赤泊の医者 華道 小獅子舞 大獅子 鬼太鼓 民謡 能楽 五郎平人形 徳和の人形芝居 徳和芸居
第五章 戦後の村
 第一節 政治の動きと村の変容
  一 戦後の政治
   終戦直後の世相 自立への努力 町村合併問題
  二 農地改革と村の変貌
   農地改革への動き 赤泊村の農地改革 解放した人・買い請けた人 農地改革がもたらしたもの
  三 「村」の変化
   小作地の解放 大字部落の現在
 第二節 村発展への施策
   赤泊港の整備 進められた道路整備 自然休養村 工場誘致 広域市町村圏事業への参加
 第三節 新しい生産への取りくみ
   拡大する複合経営 おけさ柿の特産化 開拓パイロット事業 酪農の軌跡 たばこの耕作 盛んになった椎茸栽培 漁業の変化
 第四節 新しい学校教育と社会教育
  一 新学制の発足
   新教育のスタート 赤泊中学校の発足 中学校寄宿舎 小学校分校統合 定時制高校
  二 社会教育への努力
   公民館活動の歩み 暗中模索の中の活動 形骸化を破ったユニークな活動 小集団活動の実態 人間性回復を求める活動 重点施策の推移 青年団と婦人会
終章 生きてゆくために
   時代の先端にいた村 村を見つめる
監修を了えて
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