佐渡の文化財

通史編 近現代の羽茂 羽茂町誌第四巻

  • 編集:羽茂町史編さん委員会
  • 発行:羽茂町
  • 発行日:平成10年3月31日
  • 非売品

目次

序   羽茂町長 日下 敞舜
発刊にあたって   羽茂町教育長 中川 哲昌
自然とくらし
 風土と近代化
  地形と風土 平地と台地と山地 近代化への歩み 米の風土 北海道への商品生産 近代を開く交通 山里の植林事業 共同体のなかの近代化
近代村への体制
 江戸から明治へ
  動き出す村 大石御米蔵と北辰隊の上陸 身分制度の崩壊
 戸籍の編製
  宗門人別帳から戸籍へ 全国に先駆けての戸籍の編製 戸籍の整備
 大区小区制
  戸籍区と戸長 大区・小区制 町村の復活と連合戸長役場
 地租改正と村の区画変更
  地租改正による合村・分村
 明治二十二年の町村合併
  市町村制の実施 羽茂地域内の合併
 明治三十四年の町村合併
  県独自の合併実施 羽茂内町村の合併
 昭和二十三年の村境界変更
  村山の一部羽茂町へ
 昭和三十年の町村合併
  町村合併促進法 羽茂の町村合併 町村合併の経過
 町制施行
  羽茂村から羽茂町へ 羽茂町の変遷一覧
土地制度の改革
 明治の地租改正
  壬申地券の交付 地租改正事業の開始 地押丈量と地価の算定 地租改正と農民のくらし
 第二次大戦後の農地改革
  地主と小作 自作農創設維持助成事業 農地改革の実施 羽茂町の農地改革
政党と選挙
 自由民権運動
  地方官会議と初期の県会 国会開設運動のはじまり 衆議院選挙と政党の結成 伊達喜太郎の活躍 葛西肇と本間瀬平
産業基盤の整備
 耕地整理組合・土地改良区
  耕地整理事業 小泊耕地整理組合 仲山耕地整理組合 滝平耕地整理組合 村山耕地整理組合 大崎沢山開田組合 大石耕地整理組合 学校前耕地整理組合 天沢耕地整理組合 羽茂東部土地改良区
 農会の歩み
  勧業博覧会と国・県農会 農会の設立と活動 佐渡郡農会と羽茂村農会
 農業協同組合設立への歩み
  産業組合の普及 青年連盟の発足 部落農区から農事実行組合へ 農業協同組合成立 農協事業の拡張 施設設備の増強 生産部門の縮小と新規事業への取り組み 新農協施設の建築
 商工会の法制化
  羽茂商工会
 漁業組合・漁業協同組合
  漁業組合の合併 漁業会から漁業協同組合へ 羽茂漁業協同組合 素浜漁業協同組合 羽茂漁業協同組合の現況 素浜漁業協同組合の現況 羽茂川専用漁業組合発足と認可
 森林組合
  森林組合法 羽茂施業森林組合 羽茂村森林組合 佐渡味噌工業の組織化 同業組合の設立 佐渡味噌工業組合 工業施設組合 工業共同組合 佐渡工業研究所 中小企業等協同組合 共同販売組織 組合事業の推移
 官林の開拓
  官林払い下げ 瀬野尾・三分一官林 瀬野尾・三分一官林開拓 一村取立の夢 氏江新田への入植 村長より郡長への報告 羽茂町内の官林開発のようす
 土地改良事業
  学校前耕地整理 大崎沢山開田 天沢耕地整理 大石耕地整理 小泊耕地整理 滝平耕地整理 仲山耕地整理 羽茂東部圃場整備 村山土地改良 小泊岩花地区画整理 羽茂開畑 羽茂西部土地改良 山田川土地改良 上山田地区圃場整備 新農業構造改善事業 矢坪砂防工事 県営羽茂川水系土地改良事業 農村総合整備モデル事業
 植林事業
  百姓持山と大字共有林 大字共有地の植林 竹林 分収造林事業と山林の荒廃 港湾・漁港の整備 大石港 大石港から羽茂港へ 羽茂漁港 亀脇漁港
産業の発達
 農業の発展
  近代農業への歩み 牛馬耕の普及と増収技術 大崎青年農会 農会とカメ虫戦争 田川寅松の功績 羽茂村是 農会と農業指導者「杉田清」
 商工業の発展
  呉服商の発生 明治時代の商工業 大正期の商工業 昭和初期の商工業 戦後の商店
 水産業の発展
  素浜地区の漁業 大石・三瀬地区の穴蛸鉤漁業 三瀬大謀網大型定置網 蛸篭漁業 蛸場の争い 大泊大謀と改名 いご巻きの紛争 ヤリイカ角網漁業の小型定置網 大羽鰯流し刺網 中羽鰯タカリダモ漁 地引網 とび刺網 羽茂川と川漁の変化 漁法と漁具
 醸造業の発展
  糀屋から味噌屋へ 味噌産業のおこり 羽茂味噌合資会社 発展期の味噌産業 戦時中の味噌生産 戦後の復興期 近代化への歩み 味噌産業の現状 醤油の沿革 羽茂の醤油醸造 醤油醸造法 幕末の酒造り 羽茂の酒造業
 その他の製造工業
  羽茂缶詰合資会社 金子製麺所 輸竹加工 竹刀製造 竹細工 縄綯い 網打ち
 工場誘致
  企業誘致条例の制定 内藤電誠羽茂工場 株式会社サドソーイング羽茂工場 ファッションときとモードムラカワ オスマック
 諸職
  寺宮大工から町大工へ 羽茂の大工 建築工法の変化 左官 樽・桶の普及と樽職工 味噌樽職人の出現 樽の生産方式と親方制度 樽職人実態 樽クレ作り 樽職人名簿 味噌樽の終焉 大桶職人
諸施設機関の整備
 羽茂の道路
  主要道路の改修 戦後の道路改良事業 過疎農道整備事業 過疎代行町道改良舗装事業 離島道路事業町道改良舗装事業 県営農林漁業用揮発油税 財源身替農道整備事業 樹園地農道網整備事業
 陸上交通手段の発展
  人力車 乗合馬車 自転車 バイク 自動車〔羽茂自動車株式会社〕〔新潟合同自動車株式会社〕〔新潟交通株式会社〕 バス停の変遷 自家用車 貸切自動車・タクシー 陸上荷物の運送手段の発展 地車・ドゾリ 荷馬車 荷車・大八車リヤカー 貨物自動車(トラック)
 海上荷物運送手段の発展
  〔大石港へ出入の船舶〕機帆船 汽船 艀組と丁持 回漕店 〔羽茂港の運輸〕羽茂港運送株式会社 通信施設の整備 郵便 羽茂本郷郵便局開設 羽茂郵便局と改称 電話 有線放送
 火災の歴史
  江戸期の火災 亀脇の大火 地田地原焼 佐渡醤油とマルダイ類焼 佐渡醤油火災 佐渡一 会社失火 マルシメ工場失火 羽茂小・中学校大火
 水害の歴史
  江戸期の風水害 明治期の風水害 明治三十年大水害 昭和期の風水害 八・二八水害 四十二災役場日誌の記録より
 消防機能の整備
  消防 野火消防 夜番 羽茂町消防組発足 ガソリン喞筒配置 私設消防組の結成 戦時態勢移行の序曲 警防団発足 羽茂村消防団発足 消防ポンプの強化 自動車ポンプの配備 災害出動 南佐渡消防事務組合 現在の消防団
 防犯体制の整備
  警察 自治防犯体制 衛生の組織・機能の強化 徳川時代の防疫衛生 明治期のコレラ対策 コレラ死者の火葬埋葬地の申請 コレラ予防心得 衛生委員の設置 種痘の普及 隔離病舎建設 村立伝染病舎建設 公衆衛生モデル地区 伝染病組合加入と隔離病舎廃止 町営火葬場の設置 塵芥焼却場の設置
 医療施設の発展充実
  田中家 沢の葛西家 北島医院 里道医院 三科医院 榎医院 歯科診療 藤村歯科医院 影向歯科医院 藤村歯科診療所 酒井歯科医院 佐渡病院羽茂診療所開設 羽茂病院建設決議と火災・再建 小佐渡福祉会 現在の羽茂病院
 金融機関のあゆみ
  積善社発足 積善社の閉幕 相川銀行支店 第四銀行支店
家庭生活の向上
 衣の変化
  農家の着物 寝具 衣服の収納 蚊帳 履物 帽子 防寒防水具 食の変化 羽茂のカテ飯 保存食としての漬物 煮染 戦中の食品 戦後の食品 住の変化 農家の家の変遷(母屋) 井戸の変遷 照明の変遷 暖房の変遷
 趣味・娯楽・遊び
  趣味・娯楽生活の変化 子どもの遊びの変化 季節に関係ある遊び 年令的な遊び 年中行事に関係ある遊び 社会生活に左右された遊び 学校生活とのかかわりのある遊び 作業(労作)とのかかわりのある遊び 戦後の遊び 通過儀礼の変化 出生 結婚 葬式
 年中行事
  正月の行事 春から夏にかけての行事 晩秋から冬にかけての行事 年越しの準備・正月の準備 その他の行事
 羽茂の珍味
  鮎の石焼 ウグイ料理 海藻料理 イゴネリ 早春のアオサ スガナの味噌田楽 鮑の炒り菜 そば食品 生そば 山芋のとろろ オコシ型団子 おけさ柿
教育の発展
 明治期の教育
  学制発布と寺子屋の廃止 羽茂町内の各小学校誕生 教育令発布と羽茂の学校 小学校令の公布と羽茂の学校 尋常科羽茂小学校と簡易科小泊小学校、大石小学校、大崎小学校 尋常科亀ノ背第一小学校。亀ノ背第二小学校。千手小学校誕生 教育勅語発布と小学校令の改正 郡立佐渡尋常中学校成立 上山田小学校が羽茂小学校の分教場となる 小学校令改正・郡立佐渡尋常中学校が県立となる 羽茂尋常高等小学校となる 義務教育六年となる 羽茂尋常高等小学校・小村小学校成立 羽茂実業補習学校できる
 寺子屋と塾
  寺子屋 漢学塾 修教館の誕生 修教館の移転 葛西周徳の志 葛西周禎の建白書 羽茂の郷学所誕生 郷学所「暇修庠舎」と命名 美濃部塾 懐新塾 千秋懐新塾
 大正・昭和前期の教育
  尋常高等小学校 西三川村立小村尋常高等小学校の誕生 上山田分校廃止 高等科二年制となる 国民学校と改称
 戦後の教育
  国民学校から小学校へ 小学校の教育目標 新制中学校誕生 羽茂中学校が高校旧校舎へ
 羽茂高等学校のあゆみ
  実業教育の開花 大正期の中等教育 羽茂専修農学校の創設 羽茂農学校の教育が始まる 葛西千秋校長として赴任 甲種農学校へ昇格 羽茂青年学校廃止
 県立羽茂高等学校の発展
  県立羽茂農業高校の発足 県立羽茂高等学校となる 校舎建築始まる 農業科から園芸科へ 園芸科廃止 新校舎に移る
 親と教師の会の動き
  PTA・母の会発足
 公民館活動
  公民館設置構想 公民館活動の母体 公民館事業 公民館あゆみの概略
 その他の社会教育施設
  村立図書館 郷土博物館 佐渡植物園
 スポーツ・レクリェーション公共施設
  羽茂町B&G海洋センター 羽茂町温泉保養館 ウッドパレス妹背 ボアール妹背 佐渡マリンスポーツハウス カルトピアセンターとカルトビアビーチ 集落の集会施設
 幼児教育施設
  保育施設のあゆみ
芸能と文化
 宝暦期の羽茂俳諧
  「俳諧独笑」当時の俳風 俳諧と奉納額 俳諧の連歌(連句)額と発句(俳句)額
 化政期以後の俳諧奉納額
  張弓神社俳諧額 菅原神社俳諧額 気比神社俳諧額 宮本寺俳諧額 大崎白山神社俳諧額 犬落諏訪神社俳諧額 滝平地蔵院「題花桜」俳諧発句額 滝平白山神社俳諧発句額 滝平千手 院俳諧発句四季 混題額 小泊白山神社俳諧額
 羽茂地区の俳諧額と俳系、俳家等
  大崎地区の俳人と北方の桃水 本郷周辺並びに小泊の俳家と良談
 近村の俳諧額
  上黒山熊野神社俳諧之発句四季混題額 下黒山稲荷神社俳諧発句四季混題額 羽茂地区「俳諧額年表」
 羽茂の祭りと出しもの
  統一祭りと羽茂祭り 菅原神社の神輿渡御 草苅神社の神輿渡御 羽茂のつぶろさし 太神楽つぶろさし 鬼舞つぶろさし チョポクリ 菅原神社の鬼太鼓 羽茂の大獅子 大石の大  獅子大谷の大獅子
 羽茂の能楽
  佐渡能のはじまり 大崎の能 村山の能 高安三太郎のこと 西三川派 羽茂の系統 昭諷会 能の免許 羽茂の能舞台
 羽茂の人形芝居
  人形芝居 大崎屋松乏助 文弥人形 大崎人形(大崎屋) 大谷人形・その後の人形座 仮屋の棚の三人遣い人形
 大正・昭和期の羽茂俳壇
  近代俳句の台頭 昭和期の俳人たち
 羽茂の生花
  孤篷遠州乾生花 その他の生花諸流
 羽茂の相撲
  村の相撲 三賞独占の小結・大錦
 羽茂の画家たち
  余技の画家たち 葛西 磯山 河野 輝彦 北島 吾二平 酒川 哲保 若林 千峯 丸畑 豊 高野 雅彦 菊池 啓二
 羽茂の文学(詩・歌)
  藤川忠治の「歌と評論」 「歌と評論」の町内発行 羽茂万葉 鈴木重嶺と美濃部楨一門 「みなかみ」 「佐渡文学」 新詩運動「蝋人形」「日々草」
宗教の動き
 奥平の寺院統廃合 奥平の廃仏政策 羽茂の寺院統廃合 新権知事の廃寺復旧 廃寺の復旧運動 羽茂の復旧寺院 明治後半期以降の仏教界 明治後半期 大正・昭和前期 戦後の仏教界 神社は国の政策道具に 神道の国教化 羽茂の神社 宗教法人として
 民間信仰
  今、民間信仰は 稲作の祈り お伊勢参り 遍路 灰仏巡礼 善兵衛念仏 両墓制 土公祭忌みの日 中臣大祓 天王さんの信仰 ハリキリ 白山の神様田
村人の伝承
 羽茂の言葉 羽茂言葉の通用圏 佐渡方言調査 羽茂言葉と佐渡方言辞典 羽茂言葉と母音の転訛 羽茂言葉と単語 まとめ(地名と屋号)
 羽茂に残る伝説
  伝説 一ノ宮のお使いの鳥 張弓神社の祭神 羽黒神社と鮑 ミシハセのクマ退治(その一) (その二) 八百比丘尼 芋掘り百姓と魚釣り百姓 蛇の河内の大蛇 まさの滝 小三郎と文姫 歩くまないた 病田 犬落の滝 弾正石と弾正屋敷 大蓮寺の五百羅漢 ケチ鉦とお姫地蔵 小泊石工の先祖 驕る源左衛門久しからず 松塚の襷藤 蝙蝠隠れの術 小泊の名工弥助 田屋の伊助と隠蓑 高野番匠と鴉田番匠 水神さんのわび証文 伝説の変化について
 羽茂の古民謡
  労作歌 祝い歌 盆踊り歌 チヤサ(羽茂甚句) 出雲節 道中歌
 失われゆく地名と古跡
  語り伝えたい伝承地 神立 別当(別当田) 気比神社元地 小泊白山神社の旧跡 荒磯山は神様の山 負い渡しの池 神鳴り塚 瀬川と瀬川浦 大石の蝦夷塚 大堰・大江・十ノ木 ガツモ田 養観寺平
 歌屋敷跡と硯水の井戸 正覚寺跡 勝蔵院跡 鳥居原 鉢割沢 観音堂の香林 野葬十王仏供田 仏田と懸仏 十三平の十三塚 城ノ内と市立場 草苅村と草苅田 仮屋城跡と長尾坂 冬居と夏居 清士岡城の寓城 弾正橋の辻 二つの平城 羽茂城の逸れ路 大蓮寺跡 大泊の港 素浜のカナクソ 小泊港の付舟 切越と大欠 番所 大石のお蔵跡 大石の七軒町 白馬の木戸の外 ぼたもち坂 嫁の水分け 山姥穴 野崎の辻ん堂峠 井田町沖の古川跡
あとがき   町史編さん室
ページ先頭へ