佐渡の文化財

岩首郷土史

  • 編集:岩首郷土史編纂委員会
  • 発行:両津市岩首区長
  • 発行日:平成3年10月

目次

序文   両津市長 伊豆野 壹郎
祝辞   岩首区長 中村 隼人
発刊にあたりて  編纂委員長 佐藤 銀蔵
序章  豊かな自然
 第一節 位置及地勢
 第二節 気象
 第三節 植物
    ・「カタクリ草」
 第四節 動物
    ・天然記念物「トキ」
第一章 郷土の曙
 第一節 村落の成り立ち
   集落の始まり
    ・第一の考証 ・策二の考証 ・第三の考証
   村名の由来
   住民の心のすさび
    ・医師の招聘 ・自家発電 ・共同漁場 ・産業組合 ・製材所 ・発動汽船 ・簡易郵便局 ・パス導入 ・道路の開鑿 ・農地解放 ・基盤整備 ・境界紛争 ・家庭争議 ・負担の均衡化 ・指導者の姿 ・過疎化と部落の象徴 ・共有地の分譲及び貸与 ・部落区長の常勤制 ・税の完納 ・犯罪者皆無
   部落行政のすがた
    ・事務所 ・業務 ・役員 ・会議
 第二節 部落行政の移り変わり
   郡制の時代
    ・佐渡三郡
   守護地頭の支配
    ・長使に就て
   村方三役
    ・中使に就て ・名主 ・組頭 ・百姓代 ・戸長・副戸長重立
   明治以後の変革
   岩首村の結成
    ・役場の建築
   両津市合併
    ・市誕生の経緯 ・合併議決時に於ける対応 ・合併を顧みて将来を憶ふ
   多目的研修センター
    ・現況及び位置 ・事業の起こり
   付表 歴代首長表
第三節 増加する戸数・人口
   本家と分家
   財産の譲り受け
   屋号
   姓名別調
   姓名の変更したる者
   苗字と通称
    ・江戸時代の苗字 ・明治の戸籍 ・通称 ・苗字数の集計
   屋敷の移転
   建築表
   戸籍の調べ
   五人組制度
    ・制度の始まり ・制度の目的 ・岩首部落の実情 ・現在の五人組
第四節 開拓された耕地
   わが家はいつ頃できたか
    ・慶長検地帳 ・開田強制時代 ・はげしり江 ・五○年後の状況 ・たん平江
   検地と年貢
    ・元禄検地 ・石盛りと村位 ・年貢割付帳と皆済目録 ・検見制と定免制
   検地打隠し始末記
   年貢納めと郷蔵建て
    ・郷蔵建ての運動 ・郷蔵の完成
   地租改正
    ・壬申地券 ・地券書上帳 ・丈量縄張始め
   地名考
   余録
    ・上方道中記 ・殿さんのお通り
第五節 凶作と百姓一揆
    ・宿命の佐渡 ・慶長の一揆 ・宝暦のききん ・明和の事件 ・天保の義民 ・天明の救米
第六節 災害の爪痕
    ・多発する災害 ・災害について
第七節 経済の推移と米価・物価・賃金・金融
   天明より平成元年までの米価
   物価
    ・天保一四年の物価 ・明治以後の佐渡に於ける物価 ・明治以後の村人足貸金 ・大工賃金及び酒代金
   生活と金融
    ・昔の金銭 ・銀行 ・頼母子講
第八節 育まれた農業団体
   農会
    ・設立 ・活動目的
   産業組合
    ・設立 ・区域の拡大 ・事務所の建築 ・役員 ・職員 ・倉庫の建設 ・農業倉庫の建設
   農業会
    ・設立 ・役員
   農業共同組合
    ・創設 ・役員 ・農協青壮年連盟 ・農協婦人部
   佐渡農協の誕生
    ・創設
   農協共済組合
    ・岩首村農業共済組合創立 ・東部地区農業共済組合 ・両津市共済組合 ・佐渡農業共済組合
   岩首農事実行組合
    ・設立の事情 ・農協事業復活
第九節 戦後の農政と部落
   農地改革
   農地委員会
   農業委員会
   食料調整委員会
第十節 整備された道路交通
   道路の進展
    ・古の部落内の道赤すじ道 ・古の山越の道 ・古の海岸道松ケ崎ウシマ道 ・戸倉の岩盤と戸倉トンネル ・ワシリトンネルと鵜島間の道 ・岩首・松ケ崎間の浜の道 ・部落内消防道 ・岩首林道並農道工事 ・県道の整備と道路期成同盟会 ・自衛隊に依る部外工事 ・海岸護岸の推移と海岸県道に就て
   交通運輸
    ・大正時代の陸上交通とパス導入 ・海岸循環道路と赤玉両津港線 ・部落内の車普及状況
   海上交通
    ・海上交通と港 ・弁財船と佐渡の廻船 ・地方船 ・岩首の廻船状況に就て ・前浜-両津間の航路に就て ・越佐航路と佐渡汽船
   河川と橋梁
    ・岩首川(大川)と小川 ・救農河川工事事業 ・岩首川二級河川に昇格 ・大川と小川の治山事業 ・岩首川の三面張に就て
第二章  崇まる信仰
 第一節 熊野神社
     ・位覆と開基 ・沿革と由緒 ・神殿の改築 ・神主と氏子総代 ・土地並に基本財産 ・祭りの華夜相撲 ・参籠と吉凶占い ・鬼舞い ・子供鬼太鼓 ・東京に於ける佐渡の芸能披露 ・獅子舞い ・神域内の神木 ・備品什器 ・平栄蔵 ・山本明 ・本間卯一 ・菊池武治
 第二節 秋葉神社
     ・開基沿革 ・建物及び施設
 第三節 万福寺
     ・開基沿革 ・廃寺に就て ・本尊の変更 ・寺屋敷及び土地 ・建物及び土蔵 ・住職 ・智光和尚 ・檀徒檀頭 ・石碑墓地 ・其他の事項
 第四節 観音堂
     ・開基由緒 ・堂の改築 ・屋敷の移転 ・四十九院垣堂
 第五節 善宝寺
     ・開基と位置 ・参拝講に就て ・堂の改築
 第六節 弁財天
     ・位置と由緒
 第七節 甚五郎地蔵
     ・由緒と沿革
 第八節 立蓮寺と岩首道場
     ・道場の創立
 第九節 本行寺と岩首檀家
     ・開基由緒と岩音との関係 ・不動明王・愛染明王
 第十節 本龍寺と岩首檀家
     ・由緒と開塞
 第十一節 キリスト教
    キリスト教の禁止と海岸防備
     ・鎖国政策 ・海岸防備
 第十二節 龍宮祭り
     ・祭日
 第十三節 山の神祭り
     ・由緒
 第十四節 地神と屋敷神
     ・諏訪大明神 ・荒崎火葬場 ・観音堂山の地蔵 ・本間三九郎家 ・渡邊長五郎家 ・池田四兵衛家 ・山崎権三郎家 ・渡邊次郎吉家 ・佐藤甚太郎屋敷跡 ・佐藤善右衛倉庫付近 ・渡邊次郎左エ門坪の内付近
 第十五節 講
     ・神命講 ・庚申講 ・戸隠講 ・金比羅講 ・御日靂祈祷 ・二十三夜待 ・二夜待 ・報御講 ・御寄講 ・法華の講 ・大師講 ・荒神払い
 第十六節 塔
 第十七節 改宗したる家
第三章 展び行く産業
 第一節 農業
   稲作と農作業の変遷
     ・田打ち ・肥料 ・田植え ・除草 ・稲刈り ・脱殻 ・稲の品種 ・臼摺り ・米搗き ・水車 ・稲の病害虫防除 ・移動調整
   米の生産と供出米
   農業倉庫建設
   集荷場の建設
   共同利用事業
   岩首地区籾共同乾燥調整施設
   生産組合の設立と事業内容
   畑作
    ・一般作物 ・採種栽培 ・特用作物
   和牛
   付表 農機具及び車輌調
 第二節 林業
   森林
    ・森林面積 ・統一山の設定及解除の時季 ・里山造林 ・保安林 ・森林組合
   竹林
    ・竹の種類 ・竹の販路 ・竹の生産 ・竹の開花病
   木炭
    ・佐渡に於ける木炭の起源 ・部落に於ける製炭の始まり ・木炭の自主検査 ・問屋業と木炭の販売 ・県営検査 ・築窯製炭技術指導 ・木炭組合の始まり ・失業保険制度の導入 ・県営検査制度の廃止 ・新穂村有林の講入と其の程過に就て ・木炭組合の組織と運営
 第三節 漁業
   水産業
    ・部落漁業の総括 ・元禄皆済帳 ・村是調査書 ・魚舟数の推移 ・漁火の移り変り ・イカツリ漁 ・鱒漁 ・磯なぎ漁 ・蛸漁 ・タカリ漁 ・養殖漁業 ・養殖二ジ鱒 ・養殖ワカメ ・養殖銀鮭 ・資金と融資 ・共同船揚場 ・    定置網の始め ・部落経営 ・負債整理 ・定置網のその後 ・漁業会漁業共同組合
 第四節 工業
   竹の加工
    ・輪竹 ・竹細工 ・竹細工組合 ・竹細工会作社 ・工芸杜
   製材
    ・木挽 ・部落製材所 ・個人の製材所
   其の他の職人
    ・番匠(大工) ・桶屋 ・佐官 ・木羽剥 ・屋根葺 ・銅屋 ・豆腐屋 ・下駄作り ・臼の目取り
   割箸工
    ・割箸
   麹製造
    ・糀屋 ・醤油醸造
   工場誘致
    ・始まり ・工場主 ・工場 ・操業開始 ・従業者 ・製品 ・通勤範囲地 ・工場閉鎖 ・閉工時 ・閉鎖の理由
 第五節 商業
    ・牛馬商 ・酒小売店 ・駄菓子屋 ・呉服商
 第六節 鉱業
   岩首鉱山に就いて
    ・鉱山の始り
 第七節 観光産業
   養老の瀧
    ・現況と位置 ・養老の瀧命名の由来 ・老石工の其の後 ・将来の要望点
   不動堂
    ・不動堂の由緒 ・第一の信仰者 ・第一の敷地 ・第二の聖地 ・第三の候補地 ・第四の安住の地を求めて ・工事の経過 ・落慶式と祝賀会 ・建築の経費 ・信仰者行者に就て ・第二の信仰者 ・火渡り行事 ・第三の信仰者 ・第四の祈祷者
   穴の三蔵
    ・場所 ・山崎権三郎家との伝説 ・明日への進路
 第八節 副業
   藁工品
    ・佐渡に於ける荒物のはしり ・部落で他国出しの始め ・明治の荒物 ・荒物倉庫 ・岡崎家のこと ・大正時代の荒物 ・秤り殺し
   八珍柿
    ・佐渡に於ける柿のはしり ・部落に於ける八珍柿の始め ・八珍柿の現在の状況(生産額) ・農業近代化資金に依る柿園の経営
   椎茸
    ・椎茸の始め ・現況と将来の課題 ・椎茸の品種 ・原木の置場
   養蚕
    ・養蚕の始まり
   養豚
    ・養豚の始まり
   養鶏
   其の他
    ・養兎 ・緬羊 ・山羊
   出稼ぎ産業
第四章 高まる教育
 第一節 昔の教育
   昔の勉強
    ・寺子屋 ・家庭教師
 第二節 岩首小学校
    ・学校開設の息吹 ・学校の創立 ・学資金寄附採納願 ・独立校の指定 ・就学年限の延長 ・再度本校に指定 ・高等科の設置 ・高等科校舎の位置移転 ・校名の変更 ・グラウンドの設置 ・現在のグラウンド ・飲用水の変化 ・完全給食の実地 ・創立八十五周年記念行事 ・電燈と電話 ・創立百周年記念行事 ・照明燈設置 ・グラウンドの整備
   学校建築
    ・第一の学校 ・第二の学校 ・現在の学校 ・体育館の拡張
   職員住宅
    ・建設
   教師
    ・山尾静宇 ・丹波 ・青山 ・金澤善賢 ・大道千里 ・本間三治 ・大石満蔵 ・渡部富丸 ・歴代学校長 ・学務委員 ・其他の役職名 ・歴代役職員
   余録
    ・高等学校進学の状況 ・分校の時代 ・明治の頃の学童の姿
   付表
    ・在校生数 ・学校見取り図 ・学校配置図
 第三節 岩首中学校
    ・創立 ・学校敷地の変更 ・敷地決定の経緯 ・学校敷地の整備
   学校建築
    ・学校建築 ・体育館
   登校路
    ・登校路の開設
   水道施設
    ・水道施設
   記念式典
   職員住宅の建築
    ・職員住宅 ・歴代学校長 ・歴代PTA会長 ・卒業生数 ・学校配置図
   余録
    ・松ケ崎小学校高等科に進学
 第四節 定時制高校
    ・創立より閉校まで ・卒業生数 ・学校配置図
 第五節 青年教育
   実業補習学校
   青年訓練所
   義務制青年学校
    ・武道振興 ・心身の鍛練と武道
   岩首青年研究会
    ・創立 ・創立の意義・目的 ・主なる行事 ・青年団 ・青年会 ・沿革
   岩首婦人会
    ・創立及び行事 ・岩首婦人会歴代会長氏名及び特記事項
   岩首公民館
    ・創立 ・設立の義務目的 ・岩首部落の行事 ・歴代分館長 ・岩首公民館平
    成元年度予算案
   岩首少年団
    ・創設及び行事
   希望社に依る夏期講座
第五章 改善された医療行政
第一節 無医村の実情
 第二節 悪疫の流行
 第三節 医師の招脾
 第四節 環境整備と防疫対策
 第五節 火葬場の建設
 第六節 施設の改善
    ・水道施設 ・台所改善 ・水洗便所 ・風呂場 ・ゴミの収集 ・家庭予防の徹底
 第七節 病院開設の状況
 第八節 岩首村診療所の開設
    ・岩首村診療所の開設 ・先の診療所の建設 ・現在の健康センタ-の建築
第六章 開発された環境整備
 第一節 電燈と電気に就いて
    ・岩首電燈の始まり ・新発電所の建設 ・東北電力㈱との契約 ・三隻電気の    導入
 第二節 備わる防災
    ・部落の消防組織 ・消防器具の移り変わり ・消防水利 ・火の見梯子(櫓)    ・現在の消防体制
 第三節 恵まれた給水
    ・井戸水 ・涌水の取水 ・簡易水道事業  ・工事 ・運営と水道料金 ・他    地区の状況
 第四節 充実する福祉施設
    ・岩首児童館 ・保育所 ・老人クラブ
 第五節 通信
    ・簡易郵便局
第七章 兵事
 第一節 兵役に服した人々
    ・日清戦争従軍者 ・日躍戦争従軍者 ・内地勤務者 ・第一次世界大戦従軍者 ・西比里亜出兵従軍者 ・内地勤務者 ・満州事変従軍者 ・ノモンハン事件従軍者 ・日支事変以後太平洋戦争従軍者 ・満蒙開拓義勇軍
 第二節 戦没者と兵役
第八章 生活の変遷
 第一節 風俗習慣
    ・結婚 ・出産祝 ・上棟祝 ・厄年祝 ・葬制 ・仏事 ・ロ明け歳時記
 第二節 衣食住
    ・衣について(昔の頃) ・ドンザ ・食事について(昔の食事) ・大根飯 ・コウセン ・だんご ・白めし ・肉食 ・住宅 ・炊事場 ・洗場 ・風呂 ・便所 ・寝床(フトン)
 第三節 年中行事
    ・元旦 ・四方詣り ・春礼 ・厄年祝 ・正月二日 ・四日正月 ・春祈祷真言 ・一月六日 ・七日正月 ・松納め ・賽の神 ・松飾り焼き ・道具の年取り ・鳥追い ・観音祭 ・正月納 ・天神祭 ・節分 ・船祝 ・神明講 ・山の神祭り ・浬槃会 ・節句 ・敬老会 ・四月八日 ・春祭り ・春彼岸 ・社日 ・男の節句 ・歯固め ・農休み ・運動会 ・善宝寺祭 ・弁天祭 ・墓はり ・七日盆 ・みたま納め ・盆の入り ・盆 ・夏季総会 ・秋葉神社祭 ・神社宵祭 ・熊野神社祭 ・神送り ・亥の子 ・神迎え ・文化祭 ・コイバシ納め ・恵比須講 ・小祭 ・覚ばん講 ・紐落し ・冬至 ・大師講 ・終期総会 ・煤掃き ・餅つき ・小年 ・大年
 第四節 諺
 第五節 方言
 第六節 子供の遊び
 第七節 俚謡
   岩首村音頭  手まり唄  信仰の唄  岩首少年団歌  童唄  手まり唄
   ボケない音頭
 第八節 芸能
     ・盆踊り ・謡曲 ・詩吟 ・舞踊 ・大正琴 ・華道 ・手芸 ・その他(囲碁・将棋・オセロ)
第九章 功労者の面影
 第一節 功労者の業績
    ・菊池作太郎 ・碁石甚之助 ・渡辺寅松 ・平間嘉市 ・本間四郎次 ・渡辺治策 ・佐藤福松 ・佐藤銀蔵 ・渡辺勝蔵 ・孝子 渡辺治三郎 ・但馬八木蔵 ・伊藤亀太郎 ・本間日演
    岩首郷土史余録
 観音さんと観音堂道
 地名入地図
 年号表
 歴代村長名簿  歴代助役名簿  歴代収入役  歴代村会議員  歴代県知事
 歴代県会議員  歴代市長  歴代市会議員  歴代助役  歴代収入役  歴代議長
 歴代副議長
 年表
 指導者及協力者芳名
 文書資料提供者及参考図書名
 はしがき本間雅彦
 編纂委員名
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