佐渡の文化財

吾潟郷土史

  • 編集:「吾潟郷土史」編さん委員会
  • 発行:両津市大字吾潟区
  • 発行日:平成12年2月28日

目次

序    佐渡博物館長 佐渡史学会々長 山本 仁
祝辞    両津市長 川口 徳一
発刊に当たって    吾潟区長 渡邊 忞
序章-「吾潟郷土史」の前に-
 第一節 吾潟の概観
  ①吾潟の位置・面積等 ②水田を中心とした純農村 ③分村独立してできた村④吾潟単独で小学校を持った村 ⑤吾潟は四地区(藤巻・品浦・田ノ浦・越戸)からできている村⑥本間能太夫家と本間家能舞台のある村 ⑦潟上天王社氏子の村 ⑧自然や風光に恵まれた村
 第二節 加茂湖の生い立ち
  ・現在の加茂湖 ・日本海の成立と佐渡島の誕生 ・佐渡島の成長 ・段丘と陸橋の形成・古両津湾と古真野湾の形成 ・古加茂湖ラグーンの形成 ・加茂湖の成立
 第三節 古墳時代までの吾潟
  ①縄文時代と吾潟周辺の遺跡(椎崎遺跡・源太平遺跡・湖鏡庵遺跡) ②弥生遺跡を持たない吾潟
  ③古墳時代(土師器・須恵器)と吾潟 ④新しい遺跡の発見
第一章 上代(奈良・平安時代)の潟上村
 第一節 奈良時代の佐渡
  ・佐渡が三郡制となる ・佐渡が遠流の地に定められる ・佐渡からの納税品が正倉院に現存・佐渡が短期間越後国に合併 ・佐渡国分寺の落慶 ・八王子大明神(牛尾神社)の勧請
 第二節 平安時代の潟上村
  ・条理制遺構のない潟上村 ・新穂庄と潟上村
 第三節 牛尾神社
  ①牛尾神社の概説 ②牛尾神社の祭神と神社名 ③牛尾神社雑記(・大般若経の納経・牛尾神社の宝物 ・天王社の神主・天王社の神輿)
第二章 中世(鎌倉・室町時代)の吾潟
 第一節 「吾潟地域」の開発
  ・吾潟の開発と「垣ノ内」地名 ・吾潟地域の開発(開拓) ・吾潟の「垣ノ内」地名の実際
 第二節 潟上殿
  ・潟上城趾 ・佐渡の守護・地頭 ・潟上地頭の二系統(久知地頭系の潟上地頭 ・葉梨潟上地頭)・「久知軍記」と潟上殿
 第三節 潟上地域の中世断片
  ・潟上殿と銀山経営 ・潟上殿の港 ・潟上天王社の舐園祭
第三章 近世(江戸時代)の吾潟
 第一節 中使の村から名主の村へ
  ・地頭の廃止と上杉時代 ・天領佐渡の中使時代 ・名主制度の村に
 第二節 潟上村上組と潟上村下組
  ・上組と下組との分離 ・上組と下組とに分かれたころの吾潟
 第三節 五人組制度
  ・五人組制度 ・五人組の編成 ・五人組帳
 第四節 宗門人別帳
  ・宗門人別帳 ・村送り状・寺送り状
 第五節 元禄検地
  ・太閤検地 ・慶長検地 ・佐渡の元禄検地 ・元禄検地帳潟上村名請人名簿・元禄検地帳の総合計・元禄検地以後の新田畑屋敷個々の検地
 第六節 百姓一揆と義民
  ・一国騒動 ・慶長の一揆 ・寛延の一揆 ・明和の一揆 ・天保の一揆
 第七節 耕地の開墾と水利(溜池)
  ・耕地の開墾 ・水利と溜池(仁が竹堤・内山堤・砥石堤) ・水争い(水論)
 第八節 山林の歴史
  ・山林の歴史 ・御林(吾潟・潟上の御林。御林守) ・入会山(十一ケ村入会山・焼蒔き畑の禁止)・潟上村と住吉村との山論
 第九節 衣食住の生活
  ・衣服について ・食の生活 ・住の生活
 第十節 江戸時代の村決め
 第十一節 江戸時代の旅行
  ・庶民の旅 ・出判制度 ・往来手形
 第十二節 潟上能太夫
  ・本間家の系図 ・春日神社奉納能と本間家・佐渡の能楽を保護奨励した奉行
第四章 明治以後の吾潟
 第一節 吾潟村の誕生
  ・明治の夜明け ・吾潟村の誕生 ・吾潟村の村名
 第二節 明治の諸改革
  一、寺院の統廃合
  ・奥平の寺社統廃合 ・統廃合当時の菩提寺
  二、地租改正
  ・地租改正 ・佐渡の地租改正事業
  三、戸長制度
  ・戸籍法制定と戸長制度 ・三大区三〇小区制 ・三大区十七小区制 ・大小区制の廃止・連合戸長役場と連合戸長 ・歴代の村戸長・総代名
  四、町村合併と吾潟村
  ・明治二十二年の合併と吾潟村 ・潟上村外三ケ村組合 ・明治三十四年の町村合併と河崎村吾潟
 第三節 教育・文化・芸能
  一、吾潟小学校
  二、公民館
  ・公民館活動 ・公民館兼保育所の建設
  三、保育所
  四、能楽の里
  五、天王祭
  六、吾潟の鬼舞いと鬼面
 第四節 産業の発達
  一、稲作中心の村
  1 溜池潅漑
  2 流し場開田と学田
  3 基盤整備
  ・團体営藤巻地区圃場整備 ・団体営吾潟圃場整備
  4 防潮堤の築堤とカキ小屋移転
  二、加茂湖のかき養殖
  ・加茂湖と漁業 ・吾潟漁業組合の設立 ・加茂湖のカキ養殖
  三、吾潟の共有山
  ・十一ケ村共有山(奥山) ・十一ケ字共有山の二分割(各村有林に提供) ・六ケ字共有山の還元・六ケ字管理委員会 ・吾潟の使用林と里山 ・吾潟里山再開発委員会 ・吾潟生産森林組合の設立
  四、副業のいろいろ
  ①果樹園芸 ②加茂湖の漁業 ③出稼ぎ ④バート勤務
 第五節 第二次世界大戦下のくらし
  一、配給制度
  ・食塩の配給 ・衣料の配給
  二、灯火管制
  三、供米制度(食糧管理制度)
  四、学徒勤労動員・女子挺身隊
  五、砥石の通信隊
  六、満蒙開拓移民
  ・佐渡村開拓団 ・ソ連の参戦と離散
  七、戦死者名簿及び入営・応召・徴用等名簿
 第六節 道路とその拡幅整備
  ・吾潟の道路 ・吾潟の思い出道
 第七節 生活の向上
  一、電灯の生活
  二、吾潟の電話架設経過
  三、吾潟の上水道設置
  四、マイカー時代
  五、日常生活の三種の神器
  六、建築ブーム
  七、食生活の向上
  八、吾潟の農地改革
    ・吾潟の地主 ・農地改革の実際
 第八節 各種団体の結成
  一、吾潟婦人会
  二、吾潟青年会
  三、吾潟消防団
  四、吾潟鬼組保存会
  五、吾潟老人クラプ
  六、農事実行組合と後の農家組合
  ・吾潟農事実行組合と藤巻農事実行組合 ・戦前・戦中の農家と子供たち・吾潟の実行組合製塩事業・歴代農家組合長氏名
  七、吾潟地区漁業組合
 第九節 村の信仰生活
  一、 伊豆神社
  ・伊豆神社 ・祭神石長姫命 ・伊豆神社統合命令 ・伊豆神社能舞台 ・伊豆社の社殿 ・伊豆神社の運営
  二、修験道
    ・修験道 ・吾潟の修験道
  三、四ツの堂
  ・藤巻七兵衛堂 ・品浦観音堂 ・田ノ浦藤堂 ・越戸喜左エ門堂)
  四、共同墓地
  ・墓信仰 ・藤巻共同墓地 ・藤堂墓地
  五、秋葉塔と庚申塔
  ・秋葉信仰 ・庚申信仰
 第十節 吾潟につくした人々
付録
 1、家系図
 2、吾潟郷土史関係年表
 3、下組三役調
あとがき
 編さんを終えて 編さん委員氏名
 刊行委員氏名
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