佐渡の文化財

国指定 重要文化財
北條家ほうじょうけ住宅じゅうたく

指定種別(員数)建造物(1棟)
指定年月日昭和52年1月28日
所在地佐渡市泉
所有者または管理者個人蔵

代々「道益」を名乗り、漢方医を業とした北條家の住宅主屋である。

初代道益の賢清は、元は丹波国氷上郡の真言宗岩龍寺の住職であったが、寛文3年(1663)に直訴の罪で佐渡へ流された。来島後は相川の弥十郎町で医業と卜筮(ぼくぜい=占い)を営み、流人の小倉大納言実起の治療などで名声を得た後、下矢馳村立野に移り、元禄8年(1695)以降泉の地主となった。

北條家の住宅は金北山の裾野、なだらかな丘陵地に位置し、主屋は敷地北側中央部に南面して建っている。建物は木造平屋建、桁行10間、梁間5間半、屋根寄棟造の茅葺で、南前面には後補による瓦葺の庇を付けている。部屋の間取は、「オイエ」を中心として北側に「ナンド」、西側を下手として「ダイドコロ」、東側を上手として座敷部を配し、座敷部は南側に「ナカノマ」「コザシキ」、北側に「ザシキ」「入側ザシキ」の4室がある。柱面の特徴や風化の具合等から、建築年代は18世紀後半頃と推定されている。

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