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本文
清水寺の境内入口にあって、両脇に仁王像を安置する三間一戸の八脚門である。骨格が太く、軒出も深く、壮大な雰囲気をもった建物で、両側面の妻飾りの意匠は豪華で力強く、大部分は当初材のまま保存されている。建築年代は18世紀中頃と推定され、直線状に配置された中門・鐘楼・本堂などとともに、清水寺の伽藍形成の根幹をなす重要な建物である。