佐渡の文化財

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ

登録種別(員数)建造物(7棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

日蓮宗佐渡宗門最初の道場を前身とする寺院。文永10年1273)創建と伝え、日蓮聖人の高弟日興上人を開山に仰ぐ

境内は桁行17.5メートル、梁間15.5メートル規模、正面向拝付の大規模な本堂を中心に構成される。本堂と廊下を介して接続する書院は、四周に縁を巡らし、丈の高いつくり。表門は1間の腕木門で、太い柱を用いた重厚なつくりで、長屋門は一部せがい造とする木造2階建、赤門は禅宗様を基調としつつ随所に独特な技法と意匠をみせる。宝蔵は技巧的なつくりで、境内のほぼ中央に家財蔵を配す。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ本堂ほんどう

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

世尊寺は、日蓮聖人の高弟日興上人を開山とする佐渡宗門最初の道場で、文永10年(1273)国府川畔に創建した後、天正10年(1582)当地に移転して現在に至る。

本堂は、境内南西の山裾に東面して建ち、桁行17.5メートル、梁間15.5メートルの身舎の両側に下屋が付く。木造平屋建、切妻造、桟瓦葺、正面向拝付で、側廻りは柱上の絵様実肘木で桁を受け、軒は一軒繁垂木、内部は正面一間を外陣として内陣を広く取る。日蓮宗寺院の大型本堂である。寺蔵の文献・本堂内の扁額から、明治25年(1892)起工へ同40年竣工であることが分かっている。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ書院しょいん

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

書院は、本堂西北隅に廊下を介して接続する。桁行9メートル、梁間10メートル、木造平屋建、入母屋造、桟瓦葺で、側廻りにガラス引戸を建て込む。内部は黄鳥・桔梗・萩・鷹の和室4室をほぼ田の字型に配し、四周に縁を巡らし、鷹の間には2間幅の床の間を設ける。屋根を高くつくり、威厳のある意匠となっている。文献や部材の状況、手法などからみて、本堂と同時期の建築であると推測されている。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ表門おもてもん

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

境内北隅の参道入口に道路に面して建っている。1間の腕木門、切妻造、桟瓦葺で、軸部は本柱の前後に控柱を立て、本柱と貫を通して固める。軒は腕木で軒桁を受け、棟木から軒桁に厚板を掛け渡して化粧野地とする。太い柱を使い境内正面の重厚な景観を形成している。建設年代を示す資料はないが、明治時代発刊の『越佐寶鑑』の絵図に現在と同じ位置に表門が描かれており、部材の風化状況などから1800年前後の建築と推測されている。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ長屋門ながやもん

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

境内のほぼ中央、表門から延びる参道に沿って建っている。桁行13.5メートル、梁間4.5メートル、木造2階建、寄棟造、茅葺で、中央間を通路とし、南北に同規模の部屋を配す。外壁は下部を竪板張とし、上部を漆喰塗仕上とする。軒は、特に西面で出の大きいせがい造とする。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ赤門あかもん

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

境内南寄り、本堂の正面に建っている。四脚門、切妻造、桟瓦葺で、本柱、控柱ともに円柱、粽付とし、貫で固める。梁行貫上に太瓶束を立てて母屋を受けるが、棟木、母屋、桁を各々海老虹梁で繋ぐ。組物は平三斗。禅宗様を基調とするが、花木彫刻を施した桁隠しや赤い塗装など、随所に独特な技法と意匠をみせる。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ宝蔵ほうぞう

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

境内南端の高台に建っている。桁行3メートル、梁間4メートル、土蔵造平屋建、切妻造、屋根は置屋根、桟瓦葺で、妻入として庇柱を立て、正面庇を延ばす。庇柱には木鼻付絵様虹梁を通し、柱上には絵様実肘木を置く。扉廻りの漆喰彫刻は技巧的で、特に正面意匠が華やかである。寺伝や文献等から1800年代中期の建築であると考えられている。明治13年(1880)に板葺屋根から瓦屋根に葺き替えられたと伝えられている。

国登録 有形文化財
世尊寺せそんじ家財蔵かざいぐら

登録種別(員数)建造物(1棟)
登録年月日平成18年10月18日
所在地佐渡市竹田
所有者または管理者世尊寺

境内のほぼ中央、書院に至る参道に面して建っている。桁行6.5メートル、梁間4.5メートル、木造2階建、切妻造、桟瓦葺で、南面と西面に下屋が取り付き、外観は正面側を漆喰仕上、側面等を下見板張とする。2階の窓は漆喰の額縁を鳥居形にする丁寧なつくりである。寺の文献に天保2年(1831)建立と記されており、明治20年(1887)に現地に移転したとある。

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