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佐渡市指定 有形文化財:涅槃図

記事ID:0004980 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

涅槃図(ねはんず)

涅槃図の画像

指定種別(員数) 絵画(1幅)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市市野沢
所有者または管理者 妙照寺

涅槃図とは、釈迦の入滅時の様子を描いた絵図のことで、釈迦の遺徳を称える涅槃会の際には寺の本堂などに掲げられ、参拝が行われる。

この絵図は縦3.28メートル×横3.58メートルの巨大なもので、画面は沙羅双樹の中央の宝台に北枕、西向きに横になる釈迦を囲む諸菩薩、悲泣する仏弟子・俗衆と動物たち、上空には急ぎ飛来する生母摩耶夫人(まやぶにん)たちの姿が描かれており、画法・色彩ともに優れている。画中には「雪舟八代長谷川等玉信雪筆」の墨書銘と落款があり、作者は絵師の長谷川等玉であることが確認できる。