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新潟県指定 有形文化財:木造阿躰如来坐像・木造宝生如来坐像・木造阿弥陀如来像・木造不空成就如来坐像(五智如来のうち)

記事ID:0004994 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

新潟県指定 有形文化財

木造阿閦如来坐像・木造宝生如来坐像・木造阿弥陀如来坐像・木造不空成就如来坐像(五智如来のうち)(もくぞうあしゅくにょらいざぞう・もくぞうほうしょうにょらいざぞう・もくぞうあみだにょらいざぞう・もくぞうふくじょうじゅにょらいざぞう(ごちにょらいのうち))

阿問如来坐像の画像
阿問如来坐像

宝生如来像の画像
宝生如来像

阿弥陀如来坐像の画像
阿弥陀如来坐像

不空成就如来坐像の画像
不空成就如来坐像

指定種別(員数) 彫刻(4躯)
指定年月日 平成3年3月29日
所在地 佐渡市小比叡
所有者または管理者 蓮華峰寺

小木地区小比叡の蓮華峰寺が八祖堂に安置する五智如来像5体からなるものであるが、指定は近世初期の作と思われる大日如来像坐像を除いた4体である。

これらの仏像はいずれもカヤと思われる木材を用いた前後割矧造、漆箔の手法で造られたもので、像高はほぼ等しいが、3体が彫眼であるのに対し、「宝生如来像」だけは玉眼が嵌めこまれている。また、「阿弥陀如来像」の体部正面内刳面には「建治二年(1276)歳次丙子八月十六日大檀那金□佛子策□ 大併師尾張公是心 阿闍梨賓積 敬白」の墨書銘があり、造立時期と大檀那、大佛師らの名が確認できる。

指定の仏像は全国的にも遺品の乏しい五智如来像の遺例として、また新潟県下では数少ない鎌倉時代在銘像の1つとして貴重である。