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佐渡市指定 有形文化財:木食行道作子育て地蔵

記事ID:0005007 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

木食行道作子育て地蔵(もくじきぎょうどうさくこそだてじぞう)

木食行道作子育地蔵の画像

指定種別(員数) 彫刻(1躰)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市真光寺
所有者または管理者 円照寺

この仏像は像高50.5cm、胴幅13.7cm、木地のままのシナノキ材一木造で、作者は江戸時代後期の真言僧木食行道上人であることが確認されている。

この仏像がいつ、どこで彫られたかは不明であるが、いつの頃からか佐和田地区真光寺高野の高本治右衛門家に伝わったといい、同家は邸内の小祠に安置し、明治中頃まで仏像を背負いながら各地で妊産婦の安産と育児を祈祷し、島内の婦人から広く信仰を集めたと伝えられている。昭和40年(1965)に同家より菩提寺の円照寺に納められ、現在に至っている。

この仏像は島内に現存する木食行道の2体の子育て地蔵の内の1つであり、木食行道作地蔵菩薩像(市有形文化財)とともに木食仏の史料として貴重である。