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佐渡市指定 有形文化財:大野村慶長検地帳、他

記事ID:0005071 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

大野村慶長検地帳、他(おおのむらけいちょうけんちちょう、ほか)

大野村慶長検地帳、他の画像

指定種別(員数) 古文書(3)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市新穂大野
所有者または管理者 大野区長

この大野村(新穂地区新穂大野)の検地帳は、慶長5年(1600)に越後の上杉景勝の代官河村彦左衛門が佐渡一国で実施した田地検地の帳簿と思われる。

この検地は御料所分(上杉氏直轄領分)・給人分(上杉氏代官分)・寺社分に分かれた人別支配を原則としたもので、指定の検地帳は大野村の「佐州大野村御検地帳」と大野村寺社分の「佐州大野村寺社領御検地帳」、清水寺分の「佐州大野村清水寺領御検地帳」の3冊であるが、本来の表紙が失われ、寺社・清水寺分は河村ではない奉行の印が押されている。

「慶長検地帳」は現在島内に約30冊が各区有文書として残されているが、新穂地区内ではこの検地帳を含め大野区有文書の中にわずかに残るのみであり、近世最初の検地資料として極めて重要である。