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佐渡市指定 有形文化財:ぐみが尾手形

記事ID:0005074 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

ぐみが尾手形(ぐみがおてがた)

ぐみが尾手形の画像

指定種別(員数) 古文書(1通)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市羽茂本郷
所有者または管理者 個人蔵

この手形は、小木代官原宗勇が寛永2年(1625)に羽茂本間氏の家老海老名弾正の子孫と伝わる海老名五右衛門に宛てたもので、領主が支配する殿山の「ぐみが尾」と「餅の木平」の管理を命じた文面となっている。この手形が発行された後、「ぐみが尾」は佐渡奉行所の御林となっている。

現在、「ぐみが尾」と呼ばれた土地は羽茂の町部の家々に分割されており、この手形は中世から近世の山林制度の変化を伝える史料として重要である。