佐渡の文化財

新潟県指定 有形文化財
佐渡さど鉱山こうざん関係かんけい施設等しせつとう設計図せっけいず

指定種別(員数)歴史資料(1,342点)
指定年月日平成15年3月28日
所在地佐渡市相川惣徳町
所有者または管理者(株)ゴールデン佐渡

これらの資料は、三菱合資会社が佐渡鉱山を所有した昭和10〜20年代を中心に作成されたものである。

佐渡鉱山は、明治2年(1869)に政府の直営となり、竪抗の開削、鉱石運搬技術や製錬方法の改善などにより、全国を代表する鉱山へと発展していった。その後、明治22年には宮内省御料局の所管、さらに同29年には三菱合資会社に払い下げられるなどの経過をたどりながら、排水用スチームポンプの設置やアマルガム製錬を取り込んだ搗鉱場や選鉱場の建設を通じて、昭和20年(1945)に至るまで、広範な事業展開が行われた。

一部に現代資料を含むが、作成年代の中心をなすのは昭和10〜20年代であり、製図や写図者の名前が記載されているものもある。また、図面に描かれた対象は建造物、機械、坑道、周辺地形、その他の配線図や配管図に区分されるが、いずれの図面も、現存する広義の鉱山施設の建設・整備・改修に関するものであり、特に建造物・機械の変遷や価値付けの根拠となる。本資料は、先進的な技術を採用しながら近代化を遂げた鉱山経営の姿を伝える点、また、膨大な点数がまとまって保存されている点、近代に作成された原図であるという点においても希少価値が認められるものである。

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