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佐渡市指定 有形文化財:木食弾誓上人関係資料

記事ID:0005108 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

木食弾誓上人関係資料(もくじきたんせいしょうにんかんけいしりょう)

弾誓上人絵像の画像
弾誓上人絵像

指定種別(員数) 歴史資料(3点)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市河原田本町
所有者または管理者 常念寺

これらの資料はいずれも木食の開祖木食弾誓上人に関連したもので、弾誓を描いた「絵像」と弾誓作の「六字名号」・「木版版木」の3点である。

木食弾誓は尾張国(愛知県)出身の浄土宗の僧。16世紀後半に佐渡に渡り、相川の市町で人々の暮らしを手伝った後、河原田の浄土宗常念寺で修行の日々を過ごしていたが、天正19年(1591)より相川地区石名の檀特山(だんとくせん)に籠った。山では五穀を断ち、火食をしない木食行を積み、修行13年目の慶長9年(1604)に岩窟で悟りを開いたとされる。

「六字名号」は確認されている弾誓自筆の名号としては島内唯一のものであり、その裏書から制作年代は17世紀とされる。なお、「絵像」と「木版版木」の作成時期については現在断定できる資料は発見されていない。