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指定種別(員数) | 有形民俗文化財(26) |
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指定年月日 | 平成16年3月1日 |
所在地 | 佐渡市西三川、他 |
所有者または管理者 | 佐渡市教育委員会 |
これらの用具は、真野地区の西三川砂金山の中心地である笹川集落において古くから使用されたものである。
「鶴首(鶴ノ觜)」は砂利の掘り起こしや大きな石を取り除く道具である。「杓子」は土砂利を竹めけに入れたり、樋(とい)を敷設する際に川底の土砂利を掘り起こしたりする道具である。「竹めけ」は土砂利を樋に運び、小石を取り除く道具である。「寝呉座」は樋に敷き、土砂利を流して砂金を留める道具である。「盥(タライ)」は寝呉座に留まった砂金を含んだ砂を洗い落として貯める道具である。「手桶」は樋や盥に残っている砂金を含んだ砂を洗い流す道具である。「汰板」は盥に貯めた砂を水に流して、砂金を分離させる道具である。「砂金秤」は採取した砂金を個別に計量する道具である。