佐渡の文化財

新潟県指定 無形民俗文化財
五所ごしょ神社じんじゃ御田植おたうえ神事しんじ

指定種別民俗芸能
指定年月日昭和45年4月17日
所在地佐渡市下川茂
所有者または管理者五所神社

赤泊地区下川茂の五所神社の神前に1年の豊作を祈願し、田植えの所作を奉納する神事である。神事は以前、毎年1月6日に行われていたが、現在は毎年2月6日午後3時より行われている。

苗取式・朝飯式・田打式・昼飯式・大足式・田植式・夕飯式の7つの儀式に分かれて執行されるもので、この内、大足式は古宮家の世襲で、宮方筆頭と称して宮方株の長を受け継ぐ。さらに田打式・田植式・奉仕の6人の席次も定められており、古東家を筆頭に青田家、中山家、松之畑家、半田家、源助家の順、源助家が太鼓の合図役となっている。

この神事がいつの頃より始まったかは不明であるが、現存する最古の棟札に「延宝二甲寅年(1674)宮方七人」と銘記されていることから、この頃より執行されていたものと思われる。また、神事は氏子の内宮方株を持つ家の長男のみが世襲で伝え、他の家人には絶対に教えず、また神事式当日は午後より境内への女人の立入りが禁止されるなど、古いしきたりが忠実に伝承された古式神事である。

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