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ケラマキ第3号古墳
指定種別(員数) | 史跡(10基) |
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指定年月日 | 昭和47年3月28日 |
所在地 | 佐渡市背合、大須、大小 |
所有者または管理者 | 個人蔵 |
真野地区背合・大須・大小地内、真野湾の長浜から西三川の海岸段丘上に点在している。これらの古墳はいずれも横穴式石室の円墳で、遺跡年代は6世紀未葉〜7世紀末葉頃と推定されている。
近年の調査により、古墳の近くに製塩遺跡があることや古墳の中に製塩土器が敷かれていることが確認されたため、これらの古墳は製塩に従事していた一団の墳墓であった可能性がある。
古墳群は真野湾沿いに集中する佐渡の古墳の典型であり、佐渡の古墳研究において重要な史跡群である。