佐渡の文化財

新潟県指定 記念物
新穂城にいぼじょうあと

指定種別史跡
指定年月日昭和48年3月29日
所在地佐渡市下新穂〜上新穂
所有者または管理者下新穂地区、上新穂地区

この城跡は、大野川下流域沖積地帯に構築されていた雑太地頭本間氏配下の村殿の館跡と考えられており、天正17年(1589)の廃城と伝えられている。

曲輪(くるわ)は「城の内」、「堀」などの地名を残し、形はほぼ台形、城面積は約830㎡、堀面積は約750㎡に及ぶ。曲輪の縁の一部には土塁の痕跡があり、堀幅は20〜25メートルで、かつては広い水濠であったと思われる。また、郭内からは珠州焼片が出土し、外郭北西地点には観音堂が置かれ、曲輪の周囲には小門・中仙道・表・押上げ・横丁などの通りや民家が存在する。

新穂川と大野川の下流域沖積地帯には単郭単濠の館跡が複数確認されている。その曲輪はほぼ方形をなし、縁辺には土塁の痕跡が認められ、外縁には水堀が巡る。これらの館跡は中世に成立した地頭配下の一村落を代表する土豪「村殿」の館跡であり、のちには村境に要害(山城)も築かれていたと伝えられている。

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