佐渡の文化財

新潟県指定 記念物
青木城あおきじょうあと

指定種別史跡
指定年月日昭和52年3月31日
所在地佐渡市新穂青木
所有者または管理者青木城保存会

新穂青木に流れる新穂川扇状地の末端部、沖積地に接する徴高地上に構築されている。城跡は単郭単濠の村殿館跡で、15世紀前半には雑太地頭本間氏配下の「青木殿」の名で記録に残っている。

この城跡の曲輪(くるわ)は、「城の内」、「堀」などの地名をもつ東西約80メートル、南北約120メートルの長方形をなしている。また、曲輪内からは珠州焼の壷やその破片、染付片などが出土し、郭の北・西・南の三方には土塁も残る。さらに曲輪の外側、西側と南側には幅10メートル前後の水濠が残り、北側と東側の水濠は水田となっているものの、水濠の水は堀底からの湧水で補われており、中世の領内水田と灌漑用水源の形跡をよく残している。

また、曲輪の内側の南東部には城内鎮守八幡の小南の跡があり、外郭部には「外城」の地名が取り巻き、中通・古小路・表小路などの通りや町屋も配され、西方の水田地内には初期の館跡らしき「平城」の地名が残り、要害(山城)は現在新穂ダムの脇にその地名を残している。

青木集落の墓地には新穂青木のとのさま杉(市記念物)が生育しており、その根元には青木城の殿様の墓と伝わる石塔が残されている。

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