佐渡の文化財

佐渡市指定 記念物
黒木くろき御所ごしょあと

指定種別(員数)史跡
指定年月日平成16年3月1日
所在地佐渡市泉
所有者または管理者佐渡市

金井地区泉にある黒木御所跡の「黒木」という呼称は、丸木や皮附の木材で組まれた当時の建物の外観から名付けられたと考えられており、かつては御所の四隅に上皇が御持仏の観音・弥陀・薬師・天神を祀り、日夜礼拝されていたと伝えられている。

順徳上皇は承元4年(1210)に即位した第84代の天皇。承久3年(1221)4月に退位するが、同年5月に倒幕計画(承久の乱)を引き起こし、同年7月に佐渡へ配流された。上皇の佐渡の行在所は当初、真野地区国分寺に定められていたが、当時の国守が管理する泉に行宮(あんぐう=仮宮)が造営され、上皇は遷幸から崩御までの約22年間をこの地で過ごしたとされる。

現在の黒木御所跡の四囲は明治28年(1895)に整備されたもので、同43年には竹柵を石垣にし、外廊に木柵を廻らせた。また、大正5(1916)年には当時の皇太子殿下(後の昭和天皇)が行啓され、松を御手植えされている。その後、昭和27年(1952)に御所跡の外柵工事と正面橋梁工事が施され、現在に至る。

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