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新潟県指定 記念物:長谷の高野マキ

記事ID:0005224 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

新潟県指定 記念物

長谷の高野マキ(はせのこうやまき)

長谷の高野マキの画像

指定種別 天然記念物
指定年月日 昭和50年3月29日
所在地 佐渡市長谷
所有者または管理者 長谷寺

畑野地区長谷の長谷寺境内の本堂(国登録有形文化財)の正面に向かって庭園左側に生育している。このコウヤマキは、樹高約40メートル、根周り5.1メートル、目通り幹囲4.6メートル、枝張りは東西18メートルにも及ぶ巨木で、樹齢400年以上と推定されている。

コウヤマキは日本特産のスギ科の高木であり、新潟県はその北限に近いとされる。庭木として親しまれたほか、材質が耐水・耐湿性に優れていることから、船や風呂、桶、木棺などの用材として広く利用された。

このコウヤマキは同寺境内の「長谷の三本スギ」(県記念物)とともに、古くからある長谷のシンボルとして、天然スギのレリック(遺存種)として貴重である。