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佐渡市指定 記念物:牛尾神社の安産杉

記事ID:0005234 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 記念物

牛尾神社の安産杉(うしおじんじゃのあんざんすぎ)

牛尾神社の安産杉の画像

指定種別(員数) 天然記念物(1本)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市新穂潟上
所有者または管理者 牛尾神社

新穂地区潟上の牛尾神社拝殿の手前、参道の東沿いにそびえ立つ巨大な杉は、「孕杉」または「安産杉」と呼ばれてきた神木で、樹齢1000年とも伝えられる。

牛尾神社の境内に杉の大木は多いが、なかでもこの安産杉は、樹高約30メートル、根元幹周10.3メートル、胸高幹周6.7メートルの抜きん出た大きさで、幹はまっすぐ伸びて樹容もよく整っており、枝張りは東西7.7メートル×10.0メートル、南北10.7メートル×8.0メートルに及ぶ。

古くから子授け、安産の杉として名高く、かつては安産を祈ってこの大杉を抱えたり、樹皮を煎じて飲む風習があったという。県下でも有数の天然杉のレリック(遺存種)であり、習俗信仰の名木である。