ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

佐渡市指定 記念物:大椋神社の大榧

記事ID:0005245 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 記念物

大椋神社の大榧(おおくらじんじゃのおおかや)

大椋神社の大榧の画像

指定種別(員数) 天然記念物(1本)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市徳和
所有者または管理者 大椋神社

赤泊地区徳和の大椋神社鳥居前に生育しているこのカヤは、樹高30メートル、目通り幹囲4.5メートルに達する巨木で、現存するカヤとしては島内最大と目されており、樹齢600年以上と推定されている。

カヤは庭木として知られ、堅牢・緻密な材質で耐水性も強いことから、船や建物の用材に用いられてきた。また、種子を炒ったものは食料にもなり、実から抽出した油分は食用油や灯火用油としても重宝された。

佐渡では赤泊地域、中でも徳和がカヤ材の産地として知られ、江戸時代にはカヤの御林も存在していたが、明治以降に伐採が進んだために現在は激減している。