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指定種別(員数) | 天然記念物(7本) |
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指定年月日 | 平成16年3月1日 |
所在地 | 佐渡市羽茂大崎 |
所有者または管理者 | 個人蔵 |
羽茂地区羽茂大崎の集落南東の山腹、畑脇に直列上に群生するヤマモミジの群落である。このモミジは最大のもので樹高9メートル、胸高幹囲2.45メートル、以下樹高はほぼ同様で、胸高幹囲1.68メートルと1.52メートルの2本が続き、胸高幹囲1メートル以下のものが4本、計7本で群落を形成している。
ヤマモミジはカエデ科カエデ属の落葉高木で、秋の紅葉時の美しさから、紅葉狩りで観賞される代表的な樹木であり、庭木・盆栽としても植えられる身近な樹木である。
ヤマモミジは主に近畿地方以北の日本海側山地に多く分布するものであるが、このヤマモミジのような大木の群落は珍しく、その植生を知る上で貴重である。