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重要文化財の保存修理
出土品の保存修理
概要
史跡 佐渡金銀山遺跡から出土した数々の出土品を保存修理しています。このページでは、その一部をご紹介します。
佐渡奉行所跡 出土品
佐渡奉行所跡では1994年度〜1998年度(平成6〜10年度)にかけて発掘調査が行われ、近世陶磁器、鉛板、木製品など多数の遺物が出土しました。出土遺物のうち928点(鉛板172点、陶磁器426点、木製品73点、石製品230点、金属製品27点)が、2011年(平成23年)6月27日付で国重要文化財「新潟県佐渡奉行所跡出土品」に指定されています。
重要文化財の中には、これまでに十分な復元・補強ができなかったことや、補修・補強剤の劣化等により、脆弱な状態のものや一部が破損しているものもあります。この状況を改善し、適切に保存管理を行うために、修理を行っています。2012年(平成24年)4月から文化庁の「重要文化財(建造物・美術工芸品)修理、防災、公開活用事業(旧国宝重要文化財美術工芸品保存修理抜本強化事業、旧美術工芸品保存修理事業)」を活用して実施
重要文化財 指定品 Photo by T.Ogawa
修理実績
実施年度 | 保存修理品 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|
陶磁器 | 木製品 | 金属製品 | ||
2021年度(令和3年度) | 6点 | 6点 | ||
2020年度(令和2年度) | 8点 | 8点 | ||
2019年度(令和元年度) | 5点 | 5点 | ||
2018年度(平成30年度) | 6点 | 6点 | ||
2017年度(平成29年度) | 1点 | 4点 | 5点 | |
2016年度(平成28年度) | 6点 | 6点 | ||
2015年度(平成27年度) | 9点 | 9点 | ||
2014年度(平成26年度) | 13点 | 13点 | ||
2013年度(平成25年度) | 4点 | 1点 | 5点 | |
2012年度(平成24年度) | 1点 | 1点 | ||
総計 | 58点 | 2点 | 4点 | 64点 |
修理の方法
修理品
- 2021年度(令和3年度)の修理品(陶磁器6点)
- 2020年度(令和2年度)の修理品(陶磁器8点)
- 2019年度(令和元年度)の修理品(陶磁器5点)
- 2018年度(平成30年度)の修理品(陶磁器6点)