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重要文化財の保存修理

記事ID:0004475 更新日:2022年7月29日更新 印刷ページ表示

出土品の保存修理

概要

史跡 佐渡金銀山遺跡から出土した数々の出土品を保存修理しています。このページでは、その一部をご紹介します。

佐渡奉行所跡 出土品

佐渡奉行所跡では1994年度〜1998年度(平成6〜10年度)にかけて発掘調査が行われ、近世陶磁器、鉛板、木製品など多数の遺物が出土しました。出土遺物のうち928点(鉛板172点、陶磁器426点、木製品73点、石製品230点、金属製品27点)が、2011年(平成23年)6月27日付で国重要文化財「新潟県佐渡奉行所跡出土品」に指定されています。

重要文化財の中には、これまでに十分な復元・補強ができなかったことや、補修・補強剤の劣化等により、脆弱な状態のものや一部が破損しているものもあります。この状況を改善し、適切に保存管理を行うために、修理を行っています。2012年(平成24年)4月から文化庁の「重要文化財(建造物・美術工芸品)修理、防災、公開活用事業(旧国宝重要文化財美術工芸品保存修理抜本強化事業、旧美術工芸品保存修理事業)」を活用して実施

重要文化財 指定品
重要文化財 指定品 Photo by T.Ogawa

修理実績

実施年度 保存修理品 合計
陶磁器 木製品 金属製品
2021年度(令和3年度) 6点     6点
2020年度(令和2年度) 8点     8点
2019年度(令和元年度) 5点     5点
2018年度(平成30年度) 6点     6点
2017年度(平成29年度) 1点   4点 5点
2016年度(平成28年度) 6点     6点
2015年度(平成27年度) 9点     9点
2014年度(平成26年度) 13点     13点
2013年度(平成25年度) 4点 1点   5点
2012年度(平成24年度)   1点   1点
総計 58点 2点 4点 64点

修理の方法

修理品