(趣旨)

第1条　この規則は、佐渡市肉用牛特別導入事業基金条例(平成16年佐渡市条例第92号)の規定に基づき、佐渡市肉用牛特別導入事業基金(以下「基金」という。)の管理及び運用に関し必要な事項を定めるものとする。

(運用の範囲)

第2条　基金は、次に掲げる事項に運用する。

(肉用牛の貸付け)

第3条　市長は、市内に住所を有する次の各号のいずれかに該当する者であって肉用牛を現に飼養しているもの又は飼養計画を有し、その適切な飼育管理が可能な者に対し無償で貸し付けるものとする。

(肉用牛の貸付期間)

第4条　肉用牛の貸付期間は、育成牛を5年、成牛を3年とする。ただし、当該期間の満了前に肉用牛を譲渡することとなった場合は、当該譲渡するまでの期間とする。

(貸付申請)

第5条　肉用牛の貸付けを受けようとする者(以下「借受申請者」という。)は、肉用牛借受申請書(様式第1号)を、市長に提出しなければならない。

(貸付けの決定)

第6条　市長は、前条に規定する肉用牛借受申請書の提出があったときは、当該申請者の審査及び必要に応じて行う現地調査等により貸付けの可否を決定するものとする。

(肉用牛の譲渡)

第7条　市長は、次の各号のいずれかに該当する場合には、貸付肉用牛を借受飼育者に無償で譲渡するものとする。

(譲渡の申請)

第8条　前条各号のいずれかに該当する場合において、肉用牛の譲渡を受けようとするときは、肉用牛譲渡申請書(様式第3号)を市長に提出するものとする。

(報告)

第9条　借受飼育者は、次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、遅滞なく、市長に報告するものとする。

(保険及び賠償)

第10条　借受飼育者は、借受けと同時に、その貸付肉用牛の対価に相当する額の損害保険に加入しなければならない。

(肉用牛の返納)

第11条　市長は、肉用牛の貸付けを継続することが不適当と認められる借受飼育者については、当該貸付契約を解除し、貸付肉用牛を返納させることができる。

(その他)

第12条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。