(設置)

第1条　市内の医療機関に勤務する医師の福祉施設として佐渡市医師住宅(以下「住宅」という。)を設置する。

(名称及び位置)

第2条　住宅の名称及び位置は、次のとおりとする。

(入居の資格)

第3条　住宅に入居しようとする者は、次の条件を具備する者でなければならない。

(入居許可の申請)

第4条　前条に規定する資格を有する者で住宅に入居しようとするものは、住宅入居申請書を市長に提出し、その許可を受けなければならない。

(入居の手続)

第5条　住宅の入居を許可された者は、許可のあった日から10日以内に、市内に居住し市長が適当と認める保証人の連署する請書を提出しなければならない。

(使用料)

第6条　入居者は、別表の使用料を納めなければならない。

(減免)

第7条　使用料は、市長が必要と認めたときは、減額し、又は免除することができる。

(使用料の変更)

第8条　市長は、次の各号のいずれかに該当する場合においては、使用料を変更することができる。

(使用料の納付)

第9条　使用料は、入居日から住宅を明け渡した日(明渡しの請求があったときは、明渡しの請求があった日)まで徴収する。

(入居者の費用負担義務)

第10条　次の費用は、入居者の負担とする。

(入居者の履行すべき事項)

第11条　入居者は、当該住宅の使用について必要な注意を払い、これを正常な状態において維持しなければならない。

(転貸等の禁止)

第12条　入居者は、住宅を他の者に転貸し、又はその入居の権利を他の者に譲渡してはならない。ただし、市長の承認を得たときは、住宅の一部を他の者に転貸することができる。

(模様替え又は増築等の禁止)

第13条　入居者は、住宅を住宅以外の用途に使用してはならない。ただし、市長の承認を得たときは、当該住宅の一部を住宅以外の用途に併用することができる。

(住宅の返還)

第14条　入居者は、住宅を明け渡そうとするときは、5日前までに市長に届け出て検査を受けなければならない。

(住宅の明渡し請求)

第15条　市長は、入居者が次の各号のいずれかに該当する場合においては、入居者に対して住宅の明渡しを請求することができる。

(立入検査)

第16条　市長は、住宅の管理上必要があるときは、市長の指定した者に住宅の検査をさせ、又は入居者に対して適当な指示をさせることができる。

(委任)

第17条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。