(目的)

第1条　この告示は、聴覚障害又は音声及び言語機能障害を有する者が地域社会におけるコミュニケーションを円滑に行うことができるよう、手話奉仕員養成講座(以下「講座」という。)を実施し、手話奉仕員の役割及び責務等についての理解を深め、必要な手話語彙、手話表現技術等を習得した手話奉仕員を養成することを目的とする。

(実施主体)

第2条　事業の実施主体は、佐渡市とする。ただし、事業の実施に適切であると市長が認める団体等に委託することができる。

(講座の内容)

第3条　講座の内容は、次のとおりとする。

(受講対象者)

第4条　講座を受講できる者は、市内に住所を有する者又は勤務している者で、社会福祉に対し理解及び意欲がある者とする。

(受講の申込)

第5条　前条に該当する者が受講を希望するときは、市長に手話奉仕員養成講座(入門・基礎課程)受講申込書(様式第1号)を提出するものとする。

(受講料)

第6条　講座の受講料は、無料とする。ただし、テキスト代等の教材費に係る実費相当分については、受講者の負担とするものとする。

(修了証書の交付)

第7条　市長は、入門課程又は基礎課程の修了時に、それぞれの課程において8割以上出席し、履修した者に対して修了証書(様式第2号)を交付する。ただし、第3条第2項のカリキュラムに定める講義の出席は必須とする。

(事業実施報告)

第8条　第2条の規定により委託を受けた者は、入門課程又は基礎課程の修了時に、手話奉仕員養成事業実施報告書(様式第3号)により市長に報告しなければならない。

(手話奉仕員の登録)

第9条　市長は、入門課程及び基礎課程を修了し、かつ、課程修了後に実施する試験に合格した者(以下「合格者」という。)を、合格者の承諾を得た上で手話奉仕員として登録するものとする。

(その他)

第10条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。