1 テーマを決めよう 
 

 「あたり前」 と思うことの中で「おやっ?」 「どうしてかな?」
 「もっとくわしく知りたい」
と思うものはありませんか?
 
その気持ちが出発点です。「おやっ?」 「どうしてかな?」と思ったことを
 発見ノートに書いておくとよいでしょう。

 ☆どこから問題をみつければよいのでしょうか?

 
@ 身の回りのできごとで,「おやっ?」「どうしてかな?」と思ったこと。
 
A 自然(動物,植物,石・土,星,天気)の中で「おもしろいなあ」と思ったこと。
 B 学校の勉強した中で「もっとくわしく知りたい」と思ったこと。
 C 本やテレビなどで「おもしろいなあ」と思ったこと。
 D 遠足や見学に行って新しく見つけたこと。
 
E 他の人がやった研究をちがう方法でやってみたいなと思ったこと。

 ※ Eは今までの科学研究をまとめた本を調べるとよいでしょう。
    (学校の図書館にあるかもしれません。)
 ※ 今まで研究されたテーマの一覧表(
いちらんひょう)を参考にしてください 
2 調べ方を考えよう 

  ☆テーマが決まったら研究の計画を立てます。

 「何を」「どうやって」進めていくかを考えましょう。
 (1)「何を」・・・・・何について研究するのか,何について知りたいのか,
            研究のねらいをはっきりさせることが大切です。
 (2)「どうやって」・・観察・実験の方法をくわしく考えましょう。

 ☆「ほんとうに○○なのか?」「○○なのはどうしてか?」を調べるためには,どうしたらよいのでしょうか。  
 @よく観察する
  ・虫めがねや顕微鏡などを使って,細かなところまで観察します。
  ・植物の生長など,少しずつかわっていくようすを記録します。
 A実験する(自分の考えを確かめてみる)
  ・(材質や性質の)ちがうものではどうなるか,ためしてみます。)
  ・模型や簡単な装置を作って確かめます。
  ・条件をいろいろかえてくらべます。
  <植物の成長と養分の関係を調べたければ,養分をやるのとやらないので
   くらべる。その他の条件(水・日光・温度など)は同じようにする>
 B数を調べる
  ・どこにどのくらいの○○がいるか,数や種類を調べます。
 
3 調べてみよう 

 ☆必要なものを用意します。


 実験に使う道具がたりないときは,先生や家の人にそうだんするといいでしょう。
 理科室のものをかりる前に,別のもので代わりになりそうなものはないか工夫してみよう。
  (ペットボトル,プリンカップ,牛乳パックなど)
 生き物を調べるときには,死んだり,かれたりしてもこまらないようにたくさん用意したほうが
 よいでしょう。
 
 ☆確かめたり調べたりするときは,どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。
 @自分でやったこと,分かったことなどをノートにしっかりと書いておこう。
  (日にち,やったことの順序,どうなったか,あたらしい問題など)
 A観察したことは,図(スケッチ、写真)やことばで書いておこう。
 B実験するまえに,予想をたてよう。
(「きっとこうなるんじゃないかな」といった予想をする
  ことで,ものの見方がするどくなります。また大切なことも見のがしません。)

 C実験は1回だけでなく,なん回かやって,同じになるか確かめよう。
 D実験で何かをくらべる場合、くらべるものいがいは条件をそろえよう。
 E実験や観察をしてあたらしい問題がみつかったら,ほかの調べ方を工夫しよう。
 
4 まとめよう 

 自分がやったこと,分かったことや考えたことを,読む人が分かりやすいように工夫して
 
まとめましょう。

 ☆分かりやすくするためには,どうしたらよいでしょうか。
 

   【まとめ方のポイント】

 1 やったことを順序よくまとめる。

 2 分かったことだけでなく,失敗し
   たことやもっとやりたかったこと
   なども書いておく。

 3 観察や実験で分かったことは,
   グラフなどを使って分かりやすく
   書く。

 4 自分の考え方が深まったり,ど
   のように見方が変わったかがよく
   分かるように書く 
。 
  <まとめ方の例>

 1 研究の動機
   (研究をはじめたわけ)

 2 研究の方法

 3 研究の結果

 4 まとめ

 5 反省や感想,これから
   さらに調べたいこと

研究の進め方(例) 
 
 みんなでいっしょにやってみよう!

 1 何を調べようかな(研究のテーマをきめよう)

  よく飛ぶリングひこうきを作る!

 2 どうやって調べようかな(調べ方を考えよう)  
   リングひこうきの実験

  実験1 ストローの長さをかえる

  実験2 輪の大きさをかえる

  <実験1>
ストローの長さによる飛び方のちがい
  そのまま   短  い 長  い 
 遠くへ飛んだか  ○    
 よく回転したか  ○    

  <実験2>前の輪の大きさによる飛び方のちがい
   そのまま 小 さ い   大 き い
 遠くへ飛んだか  ○    
 よく回転したか  ○    

 4 まとめよう
(わかったこと)

  よりよく飛ぶひこうきをつくるには,次のようにします。
  遠くへ飛ばすには,ストローの長さを(             )

  よく回転させるには,ストローの長さを(             )

 5 もっとくわしく調べたいこと(反省や感想,これから調べたいこと)