本文
平成16年度佐渡市歳入歳出決算の概要
[平成16年度:2004年度]決算の概要(7ページ中:2ページ目)
本ページの目次
平成16年度決算の状況
一般会計決算
区分 | 金額 |
---|---|
歳入額 | 523億2,080万4千円 |
歳出額 | 509億9,022万2千円 |
特別会計決算(13会計合計)
区分 | 金額 |
---|---|
歳入額 | 302億8,935万2千円 |
歳出額 | 293億144万円 |
平成16年3月1日で旧10ヶ市町村が合併し、佐渡市が誕生した平成15年度決算においては、16年2月末までの旧市町村の決算額と、佐渡市としての16年3月分の決算額の合計を佐渡市決算額として想定できるが、旧団体間のお金のやり取り(例:両津市が佐渡広域市町村圏組合へ支出した負担金など)が、そのままそれぞれの旧団体で決算額として積み上げられるため、決算規模が自然と膨らみ、平成16年度決算と比較検討する場合には不適と思われます。
よって、対前年度額については省略し、普通会計ベースでの比較検討としました。
平成16年度普通会計決算の状況
金額 | 対前年度 | |
---|---|---|
歳入額 | 508億489万6千円 | △52億2,038万2千円 |
歳出額 | 494億7,431万4千円 | △55億9,554万6千円 |
平成16年度普通会計決算の特色
1. 決算の規模が前年度を下回りました
決算規模は、歳入においては、地方交付税、国庫支出金等は増加したものの県支出金、繰入金、地方債等の減少が著しく、前年度を52億2,038万2千円、9.3%下回り、歳出・目的別においては、農林水産業費、総務費、災害復旧費等の減少により、また歳出・性質別からみると普通建設事業費、災害復旧事業費等の減少により前年度を55億9,554万6千円、10.2%下回りました。
2. 実質収支が黒字となりました
厳しい財政環境のもと、歳入の確保、歳出のより効率的な執行に努めた結果、実質収支は11億886万円(前年度7億587万1千円)の黒字となりました。なお前年度実質収支との差額である単年度収支は4億298万9千円となりました。
3. 地方債現在高(NTT債を含む)が582億超となりました
地方債は公共事業等の縮減等により発行が抑制されたものの、平成13年度から地方交付税の振替として発行された臨時財政対策債の増加や、合併による基金積立の起債借入により、地方債現在高は582億7,937万円となり前年度に比べ、9億875万円、1.6%増加しました。
4. 積立金現在高が125億超となりました
財政調整基金からの繰入金が、前年度に比べ22億9,797万円、100%減となったことや地域振興基金の創設により、積立金の現在高は125億3,635万円となり、前年度に比べ4億3,241万円、3.6%増加しました。