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平成18年度決算の概要
[平成18年度:2006年度]決算の概要(5ページ中:2ページ目)
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平成18年度決算の状況
歳入額 | 歳出額 | |||
---|---|---|---|---|
18年度 | 前年度 | 18年度 | 前年度 | |
一般会計決算 | 458億7,596万4千円 | 500億7,268万3千円 | 447億3,604万1千円 | 488億9,428万1千円 |
特別会計決算 (13会計合計) |
309億3,646万2千円 | 311億5,901万4千円 | 299億5,402万2千円 | 302億5,059万9千円 |
普通会計決算 | 452億9,913万9千円 | 492億8,077万2千円 | 441億5,921万6千円 | 481億237万円 |
平成18年度決算の特色
決算の規模が前年度を下回りました。
歳入では、地方譲与税が増加したものの、地方交付税、使用料及び手数料、国庫支出金、繰入金、市債等の減少により前年度比41億9,671万9千円(8.4%)の減額となりました。
歳出では、目的別で総務費、民生費、衛生費、農林水産業費、土木費、教育費等、また、性質別で人件費、物件費、投資及び出資金・貸付金、積立金、普通建設事業費等の減少により、前年度比41億5,824万円(8.5%)の減額となりました。
実質収支が黒字となりました。
厳しい財政環境のもと、歳出のより効率的な執行に努めた結果、実質収支は8億1,238万3千円(前年度8億7,695万4千円)の黒字となりました。なお、前年度実質収支との差額である単年度収支はマイナス6,457万1千円となりました。
地方債現在高が減少傾向となりました。(一般会計ベース)
地方債は公共事業の縮減や基金造成のための起債借入の減により、地方債現在高は604億6,879万3千円となり、前年度に比べ13億8,825万6千円減少しました。
積立金現在高が減少しました。(定額運用基金を除く)
財政調整基金からの繰入金が、前年度に比べ6億154万円の減となりましたが、基金の廃止等により、積立金の現在高は124億1,461万円となり、前年度に比べ6億4,249万4千円減少しました。
一般会計
一般会計の決算額は、歳入が458億7,596万円で、前年度に比べ41億9,672万円の減となる厳しい財政状況のもと、効率的な予算執行に努めた結果、歳出は447億3,604万円で、前年度に比べ41億5,824万円の減となり、決算規模が前年度を下回りました。
歳入決算額:458億7,596万円
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
市税 | 558,935円 | 12.2% |
地方譲与税 | 112,427円 | 2.5% |
利子割交付金 | 2,189円 | 0.1% |
配当割交付金 | 1,904円 | 0.1% |
株式等譲渡所得割交付金 | 1,508円 | 0.0 |
地方消費税交付金 | 69,194円 | 1.5% |
ゴルフ場利用税交付金 | 200円 | 0.0 |
自動車取得税交付金 | 28,537円 | 0.6% |
国有提供施設等所在市町村助成交付金 | 638円 | 0.0 |
地方特例交付金 | 12,997円 | 0.3% |
地方交付税 | 2,137,375円 | 46.6% |
交通安全対策特別交付金 | 1,396円 | 0.0% |
分担金及び負担金 | 38,976円 | 0.8% |
使用料及び手数料 | 83,093円 | 1.8% |
国庫支出金 | 240,315円 | 5.2% |
県支出金 | 345,719円 | 7.5% |
財産収入 | 20,398円 | 0.4% |
寄附金 | 2,506円 | 0.1% |
繰入金 | 135,296円 | 3.0% |
繰越金 | 117,840円 | 2.6% |
諸収入 | 160,843円 | 3.5% |
市債 | 515,310円 | 11.2% |
計 | 4,587,596円 | 100.0% |
市税の内訳
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
市民税 | 213,777円 | 38.2% |
固定資産税 | 277,046円 | 49.6% |
軽自動車税 | 19,521円 | 3.5% |
市たばこ税 | 38,819円 | 6.9% |
入湯税 | 9,772円 | 1.8% |
計 | 558,935円 | 100.0% |
歳出決算額:447億3,604万円
目的別内訳
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
議会費 | 35,864円 | 0.8% |
総務費 | 597,664円 | 13.4% |
民生費 | 824,296円 | 18.4% |
衛生費 | 446,483円 | 10.0% |
労働費 | 761円 | 0.0 |
農林水産業費 | 383,390円 | 8.6% |
商工費 | 179,676円 | 4.0% |
土木費 | 508,240円 | 11.4% |
消防費 | 228,937円 | 5.1% |
教育費 | 457,951円 | 10.2% |
災害復旧費 | 45,428円 | 1.0% |
公債費 | 764,914円 | 17.1% |
計 | 4,473,604円 | 100.0% |
性質別内訳
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
人件費 | 986,750円 | 22.1% |
物件費 | 614,597円 | 13.7% |
維持補修費 | 29,321円 | 0.7% |
扶助費 | 237,290円 | 5.3% |
補助費等 | 330,702円 | 7.4% |
公債費 | 779,914円 | 17.4% |
投資及び出資金・貸付金 | 117,720円 | 2.6% |
繰出金 | 451,710円 | 10.1% |
積立金 | 66,744円 | 1.5% |
普通建設事業費 | 814,151円 | 18.2% |
災害復旧事業費 | 44,705円 | 1.0% |
計 | 4,473,604円 | 100.0% |
- 人件費: 職員給料のほか、議員や非常勤特別職の報酬などに使われたお金。
- 物件費: 非常勤職員の賃金や各施設の維持管理などに使われたお金。
- 扶助費: 生活保護など社会保障に使われたお金。
- 補助費等: 補助金・負担金などに使われたお金。
- 繰出金: 特別会計などに繰り出したお金。
- 普通建設事業費: 道路・学校・公共施設などの整備に使われたお金。
市民一人あたりにこのくらいのお金が使われました。
平成19年3月31日現在の人口66,964人で計算しています。
議会費
議会の運営に使われたお金
- 5,356円
総務費
行政の運営や市税の徴収、広報発行などに使われたお金
- 89,252円
民生費
高齢者、障がい者福祉や子育て支援の充実などに使われたお金
- 123,095円
衛生費
ごみ処理や保健事業などに使われたお金
- 66,675円
農林水産業費
農林水産業の振興などに使われたお金
- 57,253円
商工費
商工業や観光の振興に使われたお金
- 26,832円
土木費
道路や住宅の整備などに使われたお金
- 75,897円
消防費
防災や救助活動などに使われたお金
- 34,188円
教育費
学校教育の充実や生涯学習の推進などに使われたお金
- 68,388円
公債費
市の借金返済のために使われたお金
- 114,228円
特別会計
特別会計は、特定の事業を行う場合に一般会計と区分して経理する会計で、国民健康保険特別会計など13会計があります。
会計名 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 翌年度繰越財源 | 差引残額 |
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国民健康保険 | 736,713万円 | 681,567万円 | 0 | 55,146万円 |
老人保健 | 882,610万円 | 889,093万円 | 0 | △6,483万円 |
介護保険 | 566,400万円 | 549,056万円 | 146万円 | 17,198万円 |
簡易水道 | 237,109万円 | 228,605万円 | 6,308万円 | 2,196万円 |
下水道 | 622,407万円 | 599,970万円 | 6,086万円 | 16,351万円 |
土地取得 | 1,220万円 | 1,220万円 | 0 | 0 |
宅地造成 | 869万円 | 830万円 | 0 | 39万円 |
歌代の里 | 44,886万円 | 43,674万円 | 0 | 1,212万円 |
五十里財産区 | 401万円 | 399万円 | 0 | 2万円 |
二宮財産区 | 139万円 | 137万円 | 0 | 2万円 |
新畑野財産区 | 742万円 | 719万円 | 0 | 23万円 |
松ヶ崎財産区 | 3万円 | 3万円 | 0 | 0 |
真野財産区 | 146万円 | 130万円 | 0 | 16万円 |
平成18年度に取組んだ主な事業と成果
総務費
離島体験滞在交流促進事業
佐渡に伝わる「太鼓」を伝承する施設として、島内外の人たちが集える施設を整備しました。
- 1億3,441万円
ケーブルテレビ施設整備事業
地域間格差をなくすため、両津、相川、金井、畑野地区にケーブルテレビ施設を整備しました。
- 4億9,894万円
防災行政無線整備事業
非常時の通信体制整備を図るため、防災行政無線を整備しました。
- 1億773万円
民生費
高齢者生活支援事業
要介護高齢者やひとり暮らし高齢者などに対し、介護予防事業や生活支援サービスを提供しました。
- 8,098万円
障がい者福祉施設建設事業
心身、精神障がい者福祉センターを相川地区に建設しました。
- 7,679万円
衛生費
老人保健事業
生活習慣病の早期発見と予防のため、各種健康診査、健康教育、健康相談、訪問指導、機能訓練事業などを実施しました。
- 1億7,524万円
農林水産業費
農業農村整備事業
農業生産基盤を整備するとともに、担い手育成など、優良農地の確保と安定的で効率的な農業経営を図りました。
- 3億6,601万円
商工費
観光振興対策事業
観光PR用のDVD、パンフレットの作成や各種誘客イベントなどへ補助金を交付しました。
- 1億171万円
土木費
市道整備事業
交通の安全確保や利便性向上を図るため、市道の整備を行いました。
- 15億7,765万円
住宅整備事業
老朽化した公営住宅の建替えなど、住宅の防災対策と環境整備を図りました。
- 5億4,588万円
消防費
海府・前浜分遣所建設事業
消防・救急の空白域をカバーするため、鷲崎・松ヶ崎地区に分遣所を建設しました。
- 1億9,230万円
教育費
小学校改築事業
老朽化や耐力度不足を解消するため、校舎、体育館を改築しました(新穂小学校など)。
- 8億677万円
第64回国民体育大会開催事業
平成21年の新潟国体開催に向け、会場となる野球場や体育館を改修しました。
- 5,903万円
市債の現在高
市債は、市が大きな事業を実施した時に借り入れたお金で、市の借金にあたります。
会計名 | 平成18年度末現在高 | |
---|---|---|
一般会計 | 6,046,879万円 | |
特別会計 | 簡易水道 | 605,433万円 |
下水道 | 2,359,176万円 | |
土地取得 | 3,018万円 | |
宅地造成 | 228万円 | |
公営企業会計 | 水道事業 | 736,647万円 |
病院事業 | 197,970万円 |
市有財産の内容
庁舎、保育園、小・中学校などの建物や土地、市の貯金にあたる基金などの状況は次のとおりです。
区分 | 平成18年度末現在高 |
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土地 | 73,385,635平方メートル |
建物 | 559,507平方メートル |
山林 | 61,784,593平方メートル |
有価証券 | 4,711万円 |
各基金計 | 1,488,793万円 |
- 基金は、ある目的のために積立て、準備しておく資金のことで、「教育文化施設建設基金」、「トキ環境整備基金」などの基金があります。
公営企業会計
公営企業会計は、民間企業と同じような経営をしている事業で、水道事業会計、病院事業会計があります。
水道事業会計
区分 | 決算額 | |
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収益的 | 収入 | 110,821万円 |
支出 | 106,324万円 | |
資本的 | 収入 | 85,842万円 |
支出 | 143,060万円 |
病院事業会計
区分 | 決算額 | |
---|---|---|
収益的 | 収入 | 283,794万円 |
支出 | 310,975万円 | |
資本的 | 収入 | 22,955万円 |
支出 | 23,124万円 |