佐渡の文化財

佐渡市指定 有形文化財
でん親鸞しんらん上人しょうにんひつ十字じゅうじ名号みょうごう

指定種別(員数)書跡(1幅)
指定年月日平成16年3月1日
所在地佐渡市莚場
所有者または管理者本龍寺

この軸の書には「帰命尽十万無擬光如来」の名号が記されており、縦48㎝、幅23㎝で、浄土真宗の宗祖である親鸞上人の直筆と伝わる。

この十字名号書は、文政元年(1466)に浄土真宗の僧善性が門徒とともに佐渡に渡ってきた際に持参したものとされ、本龍寺の創建以来、同寺が本尊として安置している。善性らが佐渡に渡来した理由については、道場が開かれた場所が中世以前より太子信仰の盛んな地域として知られる莚場の向太子であったことから、同地の太子信仰集団を頼って来島したとする説や、寛正元年(1460)に発見を伝えている西三川砂金の開発が関係しているとの説がある。

この十字名号は当時の社会情勢や、蓮如上人の本願寺門徒集団の活動を考える上で重要な意味を持つ資料であり、貴重である。

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