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「金の道 佐渡から出雲崎へ」を開催しました
2016年11月13日(日曜日)、江戸時代に佐渡で生産された金銀・小判の荷揚げ港として栄えた出雲崎町を会場に、「金の道佐渡から出雲崎へ」を開催しました。
昨年、世界遺産登録へ向けた活動を県外にも広げるため、佐渡から江戸までの金の道に因み、北国街道及び三国街道沿いに宿場が所在した自治体間の地域間交流を図ることを目的に「金の道サミットin佐渡」を開催しました。
参加10自治体がまとめたサミット宣言では、「金の道」関連自治体が一体となって、その周辺地域の文化資源・魅力を再発掘し、連携して地域の活性化を図ることを誓約しました。
今回、その「金の道」の活用による地域間交流事業の一環として、佐渡金銀山を巡る海運をテーマとしたイベントを開催しました。
御金荷出雲崎到着式
「金の道」ウォーク
当日、午前の部では、RYUTistによる世界遺産応援ライブや御金荷出雲崎到着式の後、当時の衣裳を身に付け歴史の街道を歩く「金の道」ウォークを実施しました。午後の部では、「海の道からみた近世の金銀山と佐渡」をテーマに、新潟郷土史研究会の菅瀬亮司副会長からご講演をいただきました。
また、会場内では、今回のイベントに合わせて、「元文佐渡小判(佐渡市所蔵)」や「佐渡鉱山産出の最後の金塊」を展示しました。
講演会の様子