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第2回 佐渡金銀山遺跡講演会を開催しました
2019年7月6日(土曜日)、きらりうむ佐渡において、佐渡金銀山遺跡講演会を開催し、82名の方に参加いただきました。新潟県立歴史博物館 専門研究員の渡部浩二氏から「絵巻から見る佐渡金銀山の歴史と文化:世界に誇る佐渡金銀山絵巻」と題して講演いただきました。
国内外に確認される約150点に及ぶ佐渡金銀山絵巻に関する研究に取り組んでこられた成果をもとに、日本の鉱山絵巻全体の中で佐渡金銀山絵巻の数量や内容、影響力は突出していることが紹介されました。また、佐渡金銀山絵巻には非常に豊富な情報量があり、世界遺産登録に向けて、今後も様々な視点から研究を進める必要があるとの指摘もいただきました。
参加者からは「研究データに基づいてお話いただき非常に興味深かった」「海外にも影響を与えた絵巻の価値を認識することができた」などの感想が寄せられました。