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平成24年1月24日、国指定史跡「佐渡金銀山遺跡」に、「片辺(かたべ)・鹿野浦(かのうら)海岸石切場跡」が追加指定されました。

記事ID:0004505 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

国指定史跡「佐渡金銀山遺跡」に、「片辺・鹿野浦海岸石切場跡」が追加指定されました

1月24日付け文部省告示第九号


平成23年11月18日(金曜日)に国の文化審議会(会長:西原鈴子)が開催され、佐渡市に所在する国指定史跡「佐渡金銀山遺跡」に「片辺(かたべ)・鹿野浦(かのうら)海岸石切場跡」を追加指定するよう、文部科学大臣に答申されていましたが、平成24年1月24日付け文部省告示第九号で追加指定が決定しました。

なお、追加指定は答申後に行われる官報告示をもって正式決定となります。

片辺・鹿野浦海岸石切場跡は、相川市街地より北へ約12キロメートル、外海府海岸沿いに所在する江戸時代の石切場跡です。ここで切り出された花崗岩質礫岩は船で下相川に運ばれ、金銀山で使う石磨(いしうす)(石臼)に加工されました。現在、採石は行われていませんが、石を切り出すためにくさびを入れた穴(矢穴)が無数に残されており、江戸時代の佐渡金銀山の歴史を物語る遺跡の一つといえます。