平成25年3月27日、「上相川地区」が国史跡に指定されました
江戸時代に相川金銀山で働く人などが住んだ鉱山集落跡だと考えられる「上相川地区」が、平成25年3月27日、国史跡佐渡金銀山遺跡に追加指定されました。
「上相川地区」は16世紀末から17世紀初頭に相川金銀山の開発にともなって成立した鉱山集落で、鉱山都市相川の礎ともいえる遺跡です。
鉱山集落は明治時代に廃絶し、遺跡となりましたが、斜面を造成した平坦地や石垣、道路跡、寺社跡などが今でも残っており、「上相川千軒」と言われた江戸時代の最盛期の様子を物語っています。

現在の上相川。

上相川絵図。