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重要文化財 旧佐渡鉱山採鉱施設を守るための修理(2022年4月〜2023年3月)をしています

4 質の高い教育をみんなに
記事ID:0047533 更新日:2021年3月5日更新 印刷ページ表示

重要文化財 旧佐渡鉱山採鉱施設を守るための修理をしています(国・新潟県の補助を得て、佐渡市が実施しています)。

文化財の名称

重要文化財 旧佐渡鉱山採鉱施設(大立竪坑櫓)

大立竪坑櫓の概要

大立竪坑櫓(おおだてたてこうやぐら)は、坑内と坑外をつなぐための施設です。大立竪坑櫓の下にある竪坑内をゲージが上下することで、坑道内に人員や物資を運搬していました。竪坑は1875(明治10)年にドイツ人技師アドルフ・レーのもとで開削されましたもので、金属鉱山では日本最古の洋式竪坑とされています。開削当時の木製櫓は現存しておらず、1938(昭和13)年に増設された鉄骨製の櫓が当時の面影を伝えています。

令和4年度の事業内容

大立竪坑櫓の背面にある急勾配の斜面は劣化が進んでおり、今後の保存修理工事を安全に進めることが困難な状態です。このことをふまえ、2022(令和4)年度はロッククライミングによる目視調査等により法面の安定性を調査し、不安定な箇所を確認しました。これから修理に携わる方々の安全と修理後に来訪されるお客様の安全を守るために、2023(令和5)年度から落石対策工事に着手する計画です。

その他、今後の保存修理工事で建物の一部を解体することになるため、解体材を保管するための倉庫を建設しました。

 

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