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【特別編】現場の安全管理を紹介します。

記事ID:0038447 更新日:2022年6月1日更新 印刷ページ表示

今回は防災拠点庁舎建設工事進捗(しんちょく)状況の特別編ということで、現場で行われている安全管理の様子をお伝えします。(監修・写真提供:中野建設工業・遠藤建設特定共同企業体)

安全管理活動(一日の流れ)

一日のはじまりは朝礼から。ラジオ体操をします。青空の下、体を動かすのは気持ちいいですね。

庁舎建設工事特別編(5月)写真01安全管理活動01

 

朝礼では、各専門工事業者の安全衛生責任者(職長)から当日の作業内容等が発表され、相互に確認を行っています。

庁舎建設工事特別編(5月)写真02安全管理活動02

 

元請の工事会社から全体配置図を使用しての作業内容の説明が行われます。作業が安全に進むよう、また、各業者の作業が交錯しないよう全作業員に周知します。

庁舎建設工事特別編(5月)写真03安全管理活動03

 

その後は各専門工事業者ごとに輪になってKY(危険予知活動)ミーティングを行います。指さし呼称をして作業開始です。

「手足元は良いか!」 「よし!」

庁舎建設工事特別編(5月)写真04安全管理活動04

 

毎日13時から各専門工事業者の職長が参加する安全工程会議を行います。この会議では当日の作業内容と翌日の作業内容の確認、調整を行います。翌日のクレーンの配置や工事車両の出入りを調整し、各工事の作業が円滑に進むようにします。

庁舎建設工事特別編(5月)写真05安全管理活動05

 

また、公共工事は月に半日以上の時間を安全に関する訓練等の実施に割り当てることが義務付けられており、作業員の皆さん全員を対象に、安全に関する教育が行われています。

 

現場の安全

現場は安全第一です。

使用する重機はチェックシートをもとに必ず点検・整備状況の確認を行います。

庁舎建設工事特別編(5月)写真07現場の安全01

 

クレーン作業時の安全対策として、吊荷の直下に作業員が入らないように玉掛警報器を設置しています。

庁舎建設工事特別編(5月)写真08現場の安全02

 

吊荷の移動中に警報音と音声が繰り返し鳴り、危険回避を呼びかけます。「吊荷が移動中です。ご注意ください。」

庁舎建設工事特別編(5月)写真09現場の安全03

感染症対策

現在のコロナ禍では特に、感染症対策も安全管理の一つです。

月に2回実施している定例会議においては、リモートで取組んでいます。

毎日の検温や体調チェック10感染症対策01

 

事務所内には消毒スプレーやアクリル板を設置し、定期的に消毒を行い、衛生管理に努めています。

毎日の検温や体調チェック11感染症対策02

 

庁舎建設工事特別編(5月)写真12感染症対策03

 

また、現場の職長さん(安全衛生責任者)には、毎日の検温や体調チェックの記録など、作業員の皆さんの健康管理にも気を配っていただいています。