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6月の梅雨明けは北陸地方では統計史上初だそうです。猛暑が本格化する中、今回の特別編は、現場で行われている熱中症対策をお伝えします。(監修・写真提供:中野建設工業・遠藤建設特定共同企業体)
工事現場では、作業員の皆さんはどんなに暑くても長袖、長ズボンを着ています。これは安全管理上、怪我防止の観点のルールです。さらにヘルメット着用が必須なのに加え、コロナ禍においては屋外でもマスクをしなければならない場面もあります。想像するだけで暑くなるような環境の中、頑張ってくださる作業員さんが体調を崩さないような対策が必要です。
作業員の方が水分補給できるように、現場に冷水機を設置しています。
現場事務所の休憩室に製氷機を設置しています。作業員の方が水筒などに氷を補充しています。
必要に応じて空調服を着ています。空調服とは、バッテリーで可動する小型ファンを内蔵した作業着のことです。服に付いた小型ファンで、服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことにより、汗を気化させて、涼しく快適に作業ができます。
塩分やミネラルを摂取できるように現場事務所に飴や塩タブレットを置いています。