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【令和5年12月~令和6年1月】 現庁舎大規模改修工事進捗(しんちょく)状況

11 住み続けられるまちづくりを
記事ID:0057244 更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

 

 

 梅のつぼみがふくらみ、さわやかな香りが漂うこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 2月を指す『如月』ですが、如月の語源となる「きさらぎ」には所説あるようです。

 

 例えば「木更着(寒さゆえに、着物を重ねて着るという意味)」という説もあれば、

 「生更木(暖かい日差しに向かって草木が生えるという意味)」のほか

 「気更来(冬を越し天気が良く陽気がさらに増すといった意味)」など、

 さまざまな由来があるようです。

 

 由来は諸説あれど、2月は厳しい冬を乗り超えて春の訪れを感じ始める月なのですね。

 

 

 春は人の心を温かくしてくれます。

 工期が迫り疲れが見える現場にも、春が温もりを運んでくれます。

 

 

 と記事を書きだしたのは、最高気温20℃の暖かい日。

 

 

 

 校了日となる今日は最高気温4℃です。(どういうことなんだってばよ)

 

 

 

 

 

 

 

 それでは、現庁舎大規模改修工事の進捗(しんちょく)状況をお知らせします。

 

 令和5(2023)年 12月

 

 3階からレッツゴ

 

 

 屋根鉄骨の耐震補強を行っています。

 主な補強内容としては、3階部分におけるルーズホール部溶接とブレース施工です。

 

 

 耐震補強

 

 (ルーズホール部溶接)

 

 ルーズホールとは、柱脚や鉄骨とを接続するプレートに元々あいている

 <微調整しやすいように楕円形で少し余裕がある穴>のことですが、

 この穴の外側を溶接して余裕部分を埋めることで、揺れによるプレートの

 横滑りを防止する補強です。(語彙力の限界)

 

 

 

 天井下地耐震補強

 

 (ブレース施工)

 

 『ブレース』とは、四角形に組まれた骨組みに対角線状に入れた補強材のことで、

 すじかいとも言います。 職人さんが斜めに入れている部分です。

 

 横の骨組みに対して、斜め(立体的)に入れることで、

 揺れのベクトルを水平に流すことができ、天井仕上げ材の変形と脱落を

 防止することが出来ます。(語彙力の限界(2))

 

 

 

 天井下地 完成

 

 (天井下地 完成)

 

 ということで、3階の天井下地組立が完了しました。

 現庁舎は基本的にリフォームなので、執務室などの一部を除いて、

 仕上材を用いた一般的な天井となります。

 

 天井が広い執務室の場合は、揺れによって仕上材の歪みが大きくなるため

 防災の観点からは天井レスに軍配が上がりますが、会議室程度であればさほど

 心配はありません。

 

 屋根の鉄骨、ブレース、配線等が入り組んでいますから、

 見た目的にも天井が必要ですね。

 

 

 

 

 

 2階へレッツゴ

 

 2階梁型塗装

 

 (梁型塗装)

 

 梁型を塗装しています。1階と2階は新庁舎と同じで天井ボードが無く、

 躯体が見えるので開放感があります。

 

 

 

 

 不燃吸音材吹き付け

 

 (不燃吸音材吹き付け)

 

 梁型の塗装の次は、不燃吸音材を吹き付けていきます。

 こちらも新庁舎と同じ仕様です。

 

 

 

 

 壁ボード貼り

 

 (壁ボード貼り付け)

 

 

 壁内部の配線作業が終わった箇所から、壁ボードの貼り付けが始まりました。

 壁ボードが完了すると、本格的な仕上げ作業に移ります。

 

 

 さくっと配線作業も終わったなんて書いていますが、

 デスク配置はもちろん、職員のPCやシステムPC、コピー機やプリンターの

 位置などがもろもろいろいろ決まらないと配線は決まりません。

 

 

 ただ、この辺を書いたら長くて面白くなかったので、

 さくっさくっと次へいきます。

 

 

 

 

 

 窓取付

 

 (ガラスはめ込み)

 

 先月取り付けたサッシにガラスを入れています。

 新庁舎と同じく、西側と北側のガラスには特殊加工がされており、

 断熱性と紫外線が軽減されるガラスです。

 

 

 サッシも一新され、開けやすいのはもちろん網戸も付いちゃいます。

 虫に怯えて開けられなかった窓を、重くて開け閉めに苦慮していた窓を、

 今年からは容易に開けることが出来るのです。

 

 つまり、今まで乗り切れなかった夏の夜を乗り切れるのですっっ。

 

 

 これは贅沢。

 厳しいご指摘を受けても仕方ない贅沢品でありますので、

 良い仕事で還元していきましょう。

 

 

 

 

 アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入

 

 (アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入)

 

 外壁です。

 

 11月に行ったのは、塗装面の剥がれ落ち防止のアンカーピンニングで、

 今回は浮いているタイル下地を接着するためのアンカーピンニングです。

 

 とにかくアンカーピンニングです。  打つべしなのです。

 

 

 

 箱桶塗装

 

 (雨樋 箱樋 塗装)

 

 

 剥がれ落ち防止の処置が完了したところから塗装していきます。

 写真は角にある竪樋(雨水を下に流す樋)を囲む、箱樋を塗装しているところです。

 

 

 雨樋といっても様々。一般的な家屋によくある半筒の形もあれば、

 このようにコンクリートで箱を作る箱樋と呼ばれるものまで様々です。

 

 屋根の高さや広さがある建物の場合は、半筒の形では間に合いませんからね。

 (穴開いたり壊れたりしたら一大事)

 

 

 

 

 

 

 

 

 令和6(2024)年 1月

 

 続いて1月に参ります。

 

 先月号に引き続き2カ月分まとめてと、

 手抜きではないかとのご指摘がありますが、

 新春合併号であり熟成です。 (キリッ)

 

 

 

 

 天井下地LGS 

 

 (2階 会議室 天井下地組立)

 

 12月の3階建設部の天井下地完成に続き、2階の天井下地も続々と完成しています。

 

 

 LGS壁

 

 (1階 書庫 壁下地組立)

 

 続いて、壁の仕上材を貼るための下地組立の状況です。

 決められた間隔で取り付けられているかを確認しながら進めます。

 

 

 

 壁ボード

 

 (1階 書庫 壁ボード貼り)

 

 下地の後はボードです。

 壁ボードで各執務室の形が出来ていくと、一気に部屋感が出てきます。

 

 

 

 3階 クロス貼り

 

 (3階 執務室3-1 クロス貼り)

 

 壁ボードの次はクロス貼りです。

 経年のため壁にはどうしても反りや歪みがあり、

 クロスが浮きがちになるのを、匠の技で巧みにカバーしていただいています。

 

 

 

 建具 塗装

 

 (1階 建具 塗装)

 

 建具(柱周り)の塗装です。

 クロス貼りと塗装の順番は工程によって前後することもあります。

 

 

 

 3階 執務室OAフロア

 

 (3階 執務室3-1 OAフロア設置)

 

 それらの工程が終わった執務室3-1のOAフロアが完了しました。

 この後、配線類を埋め込んで必要な場所に出して、カーペットを敷いて完成です。

 

 

 なんか新庁舎のOAフロアと違わない?と思った方、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 立派な佐渡市役所マニアです。

 いつも御閲覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 佐渡市は【SDGs未来都市】に選定いただいていることもありますが、

 当然、貴重な税金ですので使えるものは使うということで、

 既存のOAフロアを再利用して廃棄物を減らしています。(エコ)

 

 

 ただ、再利用となると、当然長年の歪みも出てきます。

 組んだ時に浮いてしまうパーツについては、削ったり組替えたりなど、

 各種工夫をしていただきました。

 

 

 

 いつもながら、皆さまに感謝。

 

 

 

 外部軒天井 塗装

 

 (外部 軒天井 塗装)

 

 外部の軒天井の塗装です。

 外回りも綺麗にしていきます。

 

 

 現庁舎改修工事でも女性が活躍されています!

 心なしか艶が増している気がします。

 

 

 

 竪樋の塗装

 

 (外部 樋 塗装)

 

 箱樋から下りてくる竪樋の塗装です。

 金属製の樋なので、錆止めを施した上で塗装していきます。

 

 これだけ太くても、ローラーで塗るんですね…。

 

 

 

 外壁タイルのアンカーピン

 

 (外壁タイル アンカーピン打込み)

 

 外壁タイルのアンカーピン打込みです。

 下地が浮いているところは改修しましたが、タイルが浮いているところは

 1枚ずつピンで打ち止めていきます。

 

 

 

 

お知らせ

 

  ○足場解体作業について

   本号がアップされる頃には、外壁の足場解体が進んでいます。

   材料運搬のため、構内の道路通行規制を行っている場合もありますので、

   通行の際はご注意願います。

 

 

 

 

 ○建設部の引越しが完了

   2月19日より建設部が新部署(現庁舎3F)での業務を開始しました。

   建設部へのアクセスについては大きく変わりませんが、

   おさらいしておきましょう。

 

 

 建設部へ①

 

  新庁舎1Fより3Fへ上がり、旧市町村名の柱の方へ進みます。

 

 建設部へ(2)

 

  迷わずいけよ

 

 建設部へ③

 

  行けばわかるさ

 

 建設部へ④

 

 ありが……  まだ?

 

 建設部へ⑤

 

 まだでした。

 

 

 建設部到着

 

 今度こそゴール

 

 

 

 完成後の入口はもちろんこちらではありませんが、

 廊下などの工事のため仮設入口となっています。

 工事の進捗により、今後も多少ルートが変わることがありますが、

 元気があって迷わず行けばわかります、大丈夫です。

 

 

 ご不便をお掛けしますが、よろしくお願い致します。

 

 

 

 ○健幸階段になりました

  市が進めている【健幸さど21計画】の取り組みの1つとして、

  新庁舎の階段が【健幸階段】になりました。

 

  もちろんエレベーターを使用いただいて構わないのですが、

  【健幸階段】を使うと健幸になれるということで、さっそく調べてみました。

 

 

 【新庁舎健幸階段プロフィール】

   全53段 1段あたり0.1kcal消費  すべて登ると5.3kcal消費

   5.3kcal = かっぱえびせん約1.5本分

   下りは登りの半分の消費カロリーなので約2.3本分に相当

 

 

  結構少ないものですね。

 

  これで終われば良いのに、 

   ・1袋に何本入っているのか

   ・1袋を消費するには何往復必要なのか

  と良からぬ事を考えだしたら夜にしか寝られなくなったため、検証します。

 

 

 【かっぱえびせんプロフィール】

  かっぱえびせん(ノーマル) 1袋 77g 1袋あたり111本

 ※かっぱえびせん(増量中)  1袋 85g 1袋あたり123本

 

 【結論】

  健幸階段を48往復でかっぱえびせん1袋(ノーマル77g)を消費出来る。

 ※健幸階段を53往復でかっぱえびせん1袋(10%増量85g)を消費出来る。

 

  60周年記念10%増量キャンペーン袋が並ぶ中、

  ノーマルを探すという苦行(結局無かった)

 

 

 

  健幸階段の近くには握力計や血圧計もあります!

  来月もお楽しみにっ!

 

 

(写真提供: 中野建設工業(株) 様  令和5年12月、令和6年1月 撮影)